マイクロソフト、『スマブラ』大会運営のために生まれたイベントプラットフォーム「smash.gg」を買収

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マイクロソフトは12月3日、eスポーツイベント運営プラットフォーム「smash.gg」を買収したと発表した。smash.gg側もマイクロソフト傘下に入ったことを明らかにしている。買収金額は現時点では未公表。


smash.ggは、2015年に設立されたeスポーツイベント運営プラットフォーム。大きなプロ大会から地域のアマチュアコミュニティのイベントまで、あらゆる規模のゲームトーナメントイベントの運営をサポートする機能を提供している。大会運営者および参加者は、イベントの作成や参加者の募集に始まり、トーナメントの管理、大会グッズ販売サポート、登録ユーザーの戦績管理などの機能を、オンラインツールとして利用できる。

もともとは『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズの大会運営のためのプラットフォームとして誕生したが、今では対戦格闘ゲームを中心に多様なタイトルの大会をサポート。また、現在『ストリートファイターV』の世界決勝大会「カプコンカップ2020」の最後の出場選手を決めるコミュニティ投票がsmash.ggを通じて実施されており、大手メーカーも利用していることや機能の豊富さが伺える。


smash.ggは今年9月、同プラットフォームの買収受け入れを視野に入れていることを明かしていた。理由としては、世界中のゲーム大会がオンラインに移行したことで、大会でのグッズ販売や運営者の資金調達へのサポートにかかわるビジネス環境全体が変化したことをあげており、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたかたちだろう。同社は、大会運営者への支援を続けながら、会社としてどのようにお金を稼いでいくべきか議論を続けていると述べていた(Reddit)。

今回の買収は、そうしたsmash.gg側の苦しい状況が背景のひとつにあったのかもしれない。現時点では、マイクロソフトはSNS上での短いコメントで買収を認めたのみであり、どのような狙いがあるのかは不明だ。ただ同社は、eスポーツニュース・大会ハブサイトMSN Esportsを今年9月に開設。今回の買収発表もこちらを通じておこなっている。また、マイクロソフトは以前からsmash.ggのパートナー企業に名を連ねており、今後eスポーツシーンにより深く関わっていく方針なのだろう。


smash.ggは、マイクロソフトによる買収後も、コミュニティやトーナメント運営者は同プラットフォームをこれまでどおり利用できるとしている。smash.ggの運営チームはMicrosoft Content Servicesチームの一員となり、さらなるリソースやサポートを受けることになるそうだ。またこの買収には、eスポーツコミュニティにさらなる力を与え、smash.ggの規模を拡大できる可能性も秘めているとして、将来への期待を述べている。

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