『原神』Ver1.1の機能改善内容を追加発表。天然樹脂の上限アップや、ボタン割り当て機能が一部実装予定

 

中国のゲーム開発会社miHoYoは10月23日、『原神』の1.1アップデートについて続報を公開した。Twitter上にて、新しいQ&Aが公開されており、その中でいくつかの機能改善が明らかになっている。
 

 
公開されたQ&Aによると、Ver1.1では天然樹脂の上限が現在の120から160に上昇する。あわせて、紀行ウィークリーの必要天然樹脂消費量が1600から1200に軽減される。これら2点の変更によって、天然樹脂が足りずデイリー/ウィークリーの紀行任務が達成できない状態が解消されるそうだ。

また、聖遺物のメインステータスに対するフィルター機能が実装。聖遺物関連では、聖遺物を装備しているキャラクターのアイコンが、聖遺物と武器のアイコンの隣に表示されるようになり、より聖遺物を変更しやすく、強化しやすくなるのだろう。開発中のボタン割り当てカスタム機能の一部実装も予定されているほか、「ワープポイントと目的地までの距離が遠くて疲れるので、カスタムできるワープポイントが欲しい」という声に対し、似たような機能を持ったアイテムがゲーム内に登場するとも答えている。

前回のQ&Aでは、装備のロック機能/魔物や動物・植物を収録した百科事典/神の瞳探知機/食べ物や薬剤などが戦闘中に素早く食べられるショートカット機能を搭載したアイテムなどがVer1.1で実装予定とされていた。すでに予告されていたこれらの要素に追加して、上記の内容が実装される見通しだ。『原神』は、2020年11月11日にVer1.1へバージョンアップ予定。Ver1.1では、イベント「帰らぬ熄星」も開催予定であるという。
 

 
そのほか、Q&A内ではシールドの仕様解説も行われた。本作では、シールドを重ねた状態で10ダメージを受けると、両方のシールドに10ダメージが入る仕組みになっている。こうしたシールドの仕様は、さまざまなキャラクターの組み合わせを試して欲しい思いや、同じ元素ダメージなら250%までダメージを吸収できる仕様を考慮してできたもの。現在の仕様でも、複数の元素シールドを活用すると複雑な元素ダメージのある戦闘で有利に立ち回れるため、有効に活用してほしいそうだ。
 

 
また、公式サイト上には来週実装予定のコンテンツ情報もいくつか公開された。10月26日からは、イベント「百貨珍品」が開催される。百貨珍品は、期間中ゲーム内のどこかに登場する商人「立本」を探し出し、立本の要求する素材を渡すと珍品の箱がもらえるイベント。珍品の箱は1日1回獲得可能で、冒険ランク12以上の旅人は、イベント期間中に7種類の異なる珍品の箱が受け取れるそうだ。開催期間は、10月26日午前4時から11月2日午前3時59分まで。百科珍品の関連する紀行任務も追加され、達成すると紀行経験値の獲得もできるという。

同日には、モナの伝説任務「映天の章」の追加も予定されている。伝説任務は、各キャラクターたちに焦点を当てた『原神』のサブストーリークエスト。冒険ランク38以上であり、ディルックの伝説任務「夜梟の章」の第1幕をクリアしている旅人は、モナに関するストーリーが描かれる映天の章がプレイできるようだ。
 

 
また10月28日13時から、イベント「冒険者・集結」が開始される。冒険者・集結では、冒険ランク15以上の旅人が、冒険ランク7以下の旅人を招待可能。招待するか、招待を受けるとモラ/聖遺物/原石などの報酬が獲得できる。招待できるのは最大10人までで、招待を受けられるのは1度までとされている。また公式サイト上では、中国四川省にある黄龍と『原神』のコラボ写真として、五彩池に岩神の瞳や岩神像が現れた様子も公開されている。

原神』は、PlayStation 4/PC/iOS/Android向けに配信中だ。