ルート66での車旅を楽しめる『Route 66 Simulator』発表。仕事を請け負いお金を稼ぎ、車を組み上げてアメリカ横断の旅に出る

 

パブリッシャーのPlayWayは10月18日、『Route 66 Simulator』をPC向けに発表した。本作は、アメリカにかつて存在した国道ルート66での車旅を楽しめる作品だ。

ルート66は、アメリカのシカゴとサンタモニカを結ぶ国道で、高速道路の整備によって1985年に廃線となっている。ただ、多くの映画やドラマ、音楽の題材に取り上げられたことなどもあり、当時のポップカルチャーの発信地として今も保存されている。『Route 66 Simulator』では、1970年代のアメリカにタイムスリップし、憧れのルート66にてロードトリップすることとなる。

旅をおこなうには相棒となる車が必要だ。本作では、自らの車を組み上げるところから始めるため、まずは各種パーツを購入するための資金を用意しなければならない。プレイヤーにはさまざまな仕事がランダムに提示されるそうで、トレイラーでは庭の芝刈りや家屋の塗装をおこなっている。そして、ガレージにてタイヤやエンジンなどを車に組み込む様子も。本作には、車の修理やアップグレード要素が用意され、また燃料代や宿泊代などもかかるため、旅の途中にも仕事を請け負ったりガレージでの作業をおこなうことになりそうだ。


車が完成すれば、ルート66でのアメリカ横断の旅の始まりだ。天気や時間の変化が存在し、またほかの車両などの交通が表現されるなか、ドライブを楽しむことができる。本作は、ドライブシムとしても作り込んでいるという。また沿道には、地面にキャデラックが突き刺さった「キャデラック・ランチ」のような名所も再現される。そうした沿道やバーなどでは人々との交流も楽しめる模様である。

長い旅を続ける上では、先述した燃料代や修理代などのほか、食料なども購入しなければならない。寝泊まりする場所としてモーテルが点在しているが、車中泊をすればお金を節約できるだろう。しかし、時には熊に襲われるような危険が待っており、銃で撃退することが求められるようだ。また本作にはサバイバル要素も存在し、各種ステータスに目を配りながら次の行動を決める車旅となる。

『Route 66 Simulator』は、PC(Steam)向けに開発中。近日中に配信予定とのこと。Steamのストアページによると日本語にも対応するようだ。