『Marvel’s Avengers(アベンジャーズ)』9月4日に発売延期。『ファイナルファンタジーVII リメイク』の延期と同時アナウンス

 

スクウェア・エニックスは1月14日、『Marvel’s Avengers(アベンジャーズ)』の発売日を、当初予定されていた2020年5月15日から、2020年9月4日に変更することを発表した。同作は『トゥーム・レイダー』シリーズで知られるCrystal Dynamicsを中心に、Eidos Montreal、Crystal Northwest、Nixxes Softwareと共同開発中のアクションアドベンチャーゲーム。マーベル・エンターテインメント協力のもと、全く新しいオリジナルストーリーが描かれる。最大4人までの協力プレイにも対応する予定だ。対応プラットフォームはPlayStation 4/Xbox One/Windows PC/Stadia。

*2019年8月に公開されたゲームプレイ映像

今回の延期発表にあたり、Crystal Dynamicsの共同スタジオヘッドScot Amos氏およびRon Rosenberg氏は、「Crystal Dynamics はこれまで、ゲームによる究極のアベンジャーズ体験をユーザーの皆さまに提供することを目指し、Marvelʼs Avengers を開発して参りましたが、その目標を達成するために、この度発売日を 2020年9月4日に延期するという難しい決断を下しました」とメッセージを寄せている。

なおスクウェア・エニックスからは『ファイナルファンタジーVII リメイク』と『Marvel’s Avengers(アベンジャーズ)』の延期発表が同時に出されている。両作が延期となったことで、同社からは2021年3月期 第1四半期に『ファイナルファンタジーVII リメイク』(4月10日)、2021年3月期 第2四半期に『アベンジャーズ』(9月4日)が発売されることになる。前者に関しては、『バイオハザード RE:3』(4月3日)と『Cyberpunk 2077』(4月16日)という注目作品に挟まれた発売日になっており、ゲーマーにとっては過密スケジュールとなりそうだ。

*2019年10月に公開された、Ms. Marvel参戦発表トレイラー

『Marvel’s Avengers(アベンジャーズ)』は、アベンジャーズのメンバーとなりプレイする三人称視点のアクションアドベンチャーゲーム。これまでにマイティ・ソー、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ハルク、ブラック・ウィドウ、そしてMs. Marvelことカマラ・カーンがプレイアブル・キャラクターとして紹介されてきた。Ms. Marvelのマーベル・コミックでの初登場は2013年。手足をゴムのように伸ばしたり、巨大化させたりしながら戦う、比較的新しいヒーローだ。

『Marvel’s Avengers(アベンジャーズ)』の物語は、アベンジャーズ崩壊のきっかけとなったサンフランシスコでの「A-Day」事件が起点となる。そして事件発生から年月が経ち、新たな脅威に立ち向かうためヒーローたちが再結成を図ることに。ヒーローたちのスキルや装備品の組み合わせを考えたり、コスチュームを入手して外見をカスタマイズしたりと、好みのヒーローに仕上げて操作できる点が見どころとなっている。