PlayStation 5のロゴが初公開。PS4の路線継続も、ユーザーたちは楽しげにジョーク連発

 

ソニーは2020年1月7日、アメリカのラスベガスで開催されているCES2020にて、PlayStation 5(PS5)のロゴを発表した。ソニー・インタラクティブエンタテインメントの社長兼CEOのジム・ライアン氏がソニーのカンファレンスに登壇。その中で、次世代プレイステーションとなるPlayStation 5のロゴを発表している。PS2では角張った文字のロゴが採用されていたが、PS3と4には丸みを帯びたフォントのロゴが使用されている。PS5でも同様のフォント・ロゴが採用されており、路線が継続される形だ。

PS5は2020年ホリデーシーズンの発売が予定されており、それに先駆けてCES2020という場で、年始めのティザーをおこなったことになる。多くの人々に親しまれるPS4の正当進化を示唆するロゴ発表は、ある種のメッセージでもある。しかしながら、あまりにも順当なデザインとなったロゴは、ユーザーにとってジョークの対象となっているようだ。

ゲーム系YouTuberのAustin Evans氏は「PS5のロゴは革命的だ」とすっとぼけ。そのほか「こんなロゴ想像できなかった」という類のジョークがSNSに投稿され続けている。PS4のロゴとあまりに似ているという切り口でもボケ倒されており、楽しげな画像やアニメによる大喜利が展開されている。

https://twitter.com/AustinPlanet/status/1214361126110146560

またこの手の時事ネタには敏感なDevolver Digitalは、いちはやくロゴにも反応。「PS5のロゴを上下逆さにするとSSD、純粋に推測すると、つまりSSDが搭載される!」とボケている。ユーザーは「Devolver、天才だな」「それ以上リークするとソニー出禁になるぞ」とかぶせており、なんだか楽しそうだ。なお、ソニーはPS5において超高速アクセスが可能なカスタムSSDを搭載すると、以前より発表していることを付け加えておく。

ジム・ライアン氏は同講演では、改めてこれまで発表されているPS5のスペック情報を振り返っている。3Dオーディオに、ハプティック/アダプティブなトリガー。前出の超高速SSDに、ハードウェアレベルでサポートするレイトレーシング。そしてUltra HD Blu-ray。新情報は飛び出さなかったが、改めてビジュアル・サウンド・ゲームプレイの面で大きな進化を果たすことを強調した。なお、これから数か月にかけて、PS5における詳細やコンテンツを公開していくことも明かされた。

PS4の販売台数は1億600万台を突破。大成功したコンソールの次世代機として、極めて高い期待をもって注目されるPS5。ユーザーたちのエネルギッシュなジョークは、そうした期待の表れだといえるかもしれない。