筋肉ムキムキの動物たちが闘う『Fight of Animals』Steamで12月19日発売へ。筋トレとナンパ好きのシロイルカの参戦も決定

 

台湾のインディースタジオDigital Crafterは12月12日、『Fight of Animals』を12月19日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は、さまざまな動物たちが二足歩行で闘う対戦格闘ゲームだ。

『Fight of Animals』は、ネット上でネタになった画像から発想して制作した対戦格闘ゲームだという。プレイアブルキャラクターには、パワーフック犬や筋肉狐、二足歩行猫、カリラ(カラス&ゴリラ?)、マジシャンリスなどが登場。それぞれの動物特有の技を持っている。アーケードモードでは、動物の王になることを目指して闘うことになる。また、オンライン対戦にも対応する。

さらに、今回新たに「マッスルベルーガ」の参戦が発表された。可愛い目つきに心癒される、筋トレが大好きな平和主義者だという。ほかに好きなことはナンパ、嫌いなことは暴力、という設定である。トレイラーでは、尻尾で立ち上がった筋肉ムキムキのシロイルカがパンチやキックを繰り出し、また口から水を吐いて攻撃する様子が確認できる。どこからともなく現れた水をクロールして攻撃する超必殺技のような場面もあり、その最後にはなぜかネットミーム「Doge」風の犬の姿も。

本作では、4つのボタンだけで弱・強攻撃や中段攻撃、スキル、バースト、スーパースキルを繰り出せるシンプルな操作を採用している。これらのボタンと方向キーの組み合わせによってコンボに繋げることも可能だ。さらに、弱・強攻撃の2ボタンだけでコンボを繰り出せる「アシストモード」も搭載し、こちらではボタンを連打するだけでコンボになる。ただし、アシストモードでは基本的なコンボしか出せない。また、ただ連打するだけでは隙が生まれてしまうため、何れにせよ練習を重ねてマスターする必要がありそうだ。

『Fight of Animals』の開発元Digital Crafterは、神々が闘う対戦格闘ゲーム『Fight of Gods』を手がけたことで知られるデベロッパーだ。同作はさまざまな物議を醸すも、プレイヤーからは好評を得ている。新作でもまた意外なテーマをゲームに落とし込むこととなり、どのようなバトルを楽しめるのか注目である。本作は、12月19日にSteamにて発売予定だ。