文明崩壊後の廃墟を探索するアドベンチャー『Some Distant Memory』発表。過去の記憶を再生し、住民のさまざまな感情に触れる

アメリカのインディースタジオGalvanic Gamesは8月23日、『Some Distant Memory』をPC(Steam)とNintendo Switch向けに発表した。2019年内に発売する。本作は、ストーリー重視の探索ゲームだという。

『Some Distant Memory』の舞台となるのは、世界が“終わって”から300年の時が経った世界。藻類ブルームの増殖により環境は悪化の一途をたどり、資源の減少は生き残った人々のコロニーの状況をも困難にさせていた。そうしたなか主人公の「教授」は、ヒューストンの地に眠る“埋もれた街”を探すため、何の手がかりもないなか何年ものあいだ荒野を探索している。過去の文明を再興することは叶わないものの、かつてその文明に何が起きたのかを探ることが目的だ。

ある日、期せずして埋もれた街を発見した教授は、とある廃墟での任務を開始。教授は、文明崩壊後の世界で人類を導いてきたというランタン型のAI「ARORA」を所持しており、これを使って調査を進める。ARORAには記憶修復システムが搭載されており、遺物にまつわる記憶を再生することができる。また、教授の安全を確保するため新任の「司令官」もついている。今回公開された映像にて、教授と会話を交わしているホログラムの人物が司令官と思われる。地上での調査には同行していたが、教授が埋もれた街に落下したためはぐれてしまい、遠隔で会話しているようだ。

映像では、部屋の中をARORAにてスキャンすると遺物がハイライト表示され、詳しく調べることでそれが何であるのかが明らかになっている。遺物は、家族の写真やコミックなど何気ないアイテムであるが、教授にとっては貴重な資料のようだ。そうして遺物を集めると、その家で生活していた人たちのとあるシーンがシミュレーションして再生される。

この家では、Miraという名の女性とパートナーの男性が暮らしていたようだ。再生された過去の記憶は、ありふれた日常のひとコマといった印象である。ただ冒頭では、辺りが暗くなってきたことを受けて、女性が自らの意思ではないものの外出する必要があることを述べると、男性は行かなくても良いと助け船を出すかのような会話があり、シリアスなシーンも見られる。教授は奇妙な遺物を発見していく中で、ほかの人物の記憶にも触れ、この家で生活していた一族の秘密を解き明かすことになるという。また、映像の最後で見られたようなAIのバグにも遭遇する。

本作にはバトル要素は存在せず、プレイヤーが自由に探索をする中で発見するキャラクターたちの物語によって、いくつかのチャプターに分かれてゲームは進んでいく。その過程では、人々の愛や子供の成長、あるいは大切な人を失った悲しみなど、さまざまな感情に触れることになるという。

開発元Galvanic Gamesは、これまでに対戦飛行ゲーム『Gurgamoth(グルガモス)』などを手がけており、同作はちょうど昨日8月23日にNintendo Switch版が国内発売されたばかり。『Some Distant Memory』は、Steamのストアページによると日本語表示にも対応するようなので、本作のNintendo Switch版の国内発売にも期待したいところである。

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