Nintendo Switch向け『ドラゴン・マークト・フォー・デス』は、『ガンヴォルト』と同価格の税別1815円のDL版も用意。マルチプレイにも対応するARPG


インティ・クリエイツとマーベラスは11月27日、『Dragon Marked For Death(ドラゴン・マークト・フォー・デス)』のダウンロード版についての情報を公開した。同作は2019年1月31日に発売予定で、パッケージの通常版が税別5537円、限定版が9241円。ただし、ダウンロード版についてはやや異なる形態で販売されるようだ。

同作のダウンロード版は、『Dragon Marked For Death ベーシックセット – 皇女と戦士 -』と『Dragon Marked For Death エキスパートセット – 忍びと魔女 -』のふたつが用意されている。価格はともに税別1815円。本作のキャラクターには、龍血の一族の娘である皇女と青年である戦士が存在する。龍を腕に宿した関係で剣を使った攻撃を得意とする皇女、龍を胸部に宿し防御を主体としバリアを張れる青年。このふたりを使えるパックが、「ベーシックセット」になるのだろう。

「エキスパートセット」は龍血の少年である忍と少女である魔女を収録したパック。忍は脚部に龍を宿しており、移動や足技に長けているという。魔女は髪の毛に龍を宿しており、強力な魔法を詠唱できるほか、魔法による回復やサポートも可能であるとのこと。ややトリッキーなキャラクターを使用できることもあってか、エキスパートセットと名付けられているのかもしれない。

片方のパックを購入すれば、もう片方は税別1815円で購入可能。単純計算で、税別3630円を出せば両バージョンが手に入り、ダウンロード版として完成することになる。パッケージ版とは2000円ほど差額があるが、パッケージ版にはシーズンパスのダウンロード番号が封入されており、発売日と同日に配信される追加クエスト「龍血の郷」や2019年3月28日に税別907円で配信される追加シナリオ「龍血の盗賊編」が手に入る。こうした特典もあり、うまくパッケージ版を入手するメリットが設けられている。

『ドラゴン・マークト・フォー・デス』を遊んでみたいけれど、6000円弱は出しづらい。そんなユーザーもいることだろう。各ダウンロード版の価格は『蒼き雷霆 ガンヴォルト』シリーズと同じく税込1960円になる。同価格帯でヒット作品を生み出してきたインティ・クリエイツらしい、巧みなオプションおよび価格設定であるといえるかもしれない。

『ドラゴン・マークト・フォー・デス』は、横スクロール型のアクションRPGだ。プレイヤーは、呪われし龍血の一族の一員として、特別な能力を使い敵と戦う。本作は最大4人までのローカル・オンラインのマルチプレイに対応しており、役割の異なる仲間と協力して、強大なボスに立ち向かう。30以上のメインクエストのほか、数多くのサイドクエストが用意されている。クエストをクリアすることで、キャラクターをレベルアップさせ各ステータスを割り振りカスタマイズしていく。

本作は最大4人までのマルチプレイに対応しており、それぞれ異なる役割を担いつつ、戦略的に敵と戦うことが重要になる。有料の追加シナリオも追加されていくようで、いわゆるライブサービス型の特色をもった一面も垣間見せる。体験会などでも上々の評価を獲得していたが、安価なDL版が用意されることで、さらに手を出しやすくなるのではないだろうか。

『ドラゴン・マークト・フォー・デス』は、Nintendo Switch向けに2019年1月31日発売予定だ。本作はCERO Cとなっており、ちょっぴり大人な物語も楽しめそうだ。