Global Sites
『Balatro』を送り出したパブリッシャーPlaystack、約240億円で買収へ。海外メディアGameSpotやメタスコアのMetacriticなどを傘下に持つ企業の子会社に
パブリッシャーのPlaystackが、VantageCo Limitedに約1億1240万英ポンド(約240億円)で売却される見通しと明かされた。株主の承認を得た後、取引が完了となる見込みだ。

『Balatro』などの人気インディーゲームを販売しているパブリッシャーPlaystackが、海外の大手ゲームメディアGameSpotやWiki大手Fandomなどを抱える企業の傘下に入ることが明らかになった。買収金額は約1億1240万英ポンド(約240億円)。
Playstackは、イギリスに拠点を置くインディーゲームパブリッシャーだ。2024年にリリースしたローグライク・ポーカーゲーム『Balatro』が大ヒットしたことでその名が広く知れ渡り、その後も『Abiotic Factor』や『VOID/BREAKER』『UNBEATABLE』『RACCOIN: Coin Pusher Roguelike』など人気作を連発している。

Playstackの親会社TruFinは先日5月21日、保有するPlaystackの株式の84.5%を、VantageCo Limitedに約1億1240万英ポンド(約240億円)で売却することについて、条件付きで合意したと発表した。株主の承認を得たのち、取引が完了となる見込み。
Playstackを事実上買収するVantageCo Limitedは、アメリカの大手メディア企業Integrated Media Companyの子会社で、同グループ内にはゲーム関連企業も数多く存在。先述した大手ゲームメディアGameSpotや、Wikiホスティングサービス大手Fandomのほか、PCゲームストアFanatical、レビュー集積サイトMetacriticなどがある。Playstackはここに加わるかたちとなる予定だ。
TruFinのCEO James van den Bergh氏は今回の取引について、Integrated Media CompanyはPlaystackの次のステージとして素晴らしいプラットフォームであるとコメント。またPlaystackの設立者でCEOを務めるHarvey Elliott氏は、TruFinの長年のサポートに感謝を示し本取引を歓迎した上で、Playstackの組織や事業は今後も変わりないとし、引き続き高品質なインディーゲームを届けていくとした。
なおPlaystackは、Ramage Gamesが手がけた荷積みパズルゲーム『One Move Away』を昨日5月29日にリリースしている。そして今後発売予定の新作としては、アクションRPG『Mortal Shell II』や、終末配達ゲーム『PACS』、サバイバルサンドボックスRPG『Lorn Vale』、また『Arctic Eggs』開発元の新作となる魚釣りゲーム『About Fishing』などが発表済み。同社CEOのコメントによれば、今回の買収がこうした新作に影響を与えることはない模様である。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。


