“娘を魔界村に出したい父”が作り出した2Dアクション『バトルプリンセス マデリーン』国内発売決定。今冬にNintendo Switch/PS4にて配信


株式会社3goo(サングー)は本日8月31日、カナダのインディースタジオCausal Bit Gamesが開発中の『Battle Princess Madelyn』を、『バトルプリンセス マデリーン』として国内向けに発売することを発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PlayStation 4。発売時期は今冬を予定している。

『Battle Princess Madelyn』は2015年11月に発表された2Dアクションゲーム。父親のChristopher Obritsch氏が、娘のMadelynちゃんのために開発を進めている。Madelynちゃんは、「一角獣を倒すのを見せて」と父に何度もせがむほどの『魔界村』好き。いつか『魔界村』の世界で、自分が一角獣を倒すことを夢見ていたという。5歳の誕生日、Obritsch氏は公式サイトにて誕生日おめでとうのメッセージと共に、娘へとプレゼントとして『Battle Princess Madelyn』を正式発表した。そして『魔界村』をルーツとした本作が、日本でも発売されることになる。

『バトルプリンセス マデリーン』の主役は、若き女騎士のマデリーンと、幽霊となった愛犬のフリッツィだ。マデリーンとフリッツィは、邪悪な魔物の手から王国と家族を救う旅に出る。ゲームプレイは、『魔界村』から強く影響を受けており、プレイヤーはさまざまな武器を投げて敵を倒す。ダメージを受けると鎧が剥がれ、パジャマ状態で攻撃を受けると死んでしまう。攻撃を避けつつ進み、各ステージの最後で待ち構えるボス敵を倒せばステージクリアとなる。幽霊犬フリッツィは装備する鎧によってさまざまな攻撃を放つので、犬のサポートも活用する必要がある。

『バトルプリンセス マデリーン』は、高難易度でありながらも、幅広いプレイヤーが遊ぶことができるように、ステージ内の魔力オーブを集めればその場で蘇生できるといった措置も用意されている。一方で、インスパイア元である『魔界村』の難易度を再現した「ロキモード」も搭載されている。初心者と上級者の両方が遊べるゲームにデザインされているだろう。

本作は、以前にフライハイワークスがローカライズを担当することを発表していたが、3gooにより国内発売されるようだ。Kickstarterでは約21万カナダドルを集める成功を収め、期待を集める『バトルプリンセス マデリーン』。もうじきMadelynちゃんは8歳になる。いよいよ発売の時が近付いているようだ。