『Overwatch』新ヒーロー「ドゥームフィスト」を解禁する最新パッチが配信開始。トレジャーボックスのドロップ率にもメス入る

 

Blizzard Entertainmentは、『Overwatch』の新ヒーロー「Doomfist(ドゥームフィスト)」解禁をふくむパッチ1.13.0.2の配信を開始した。対象プラットフォームはPC/PS4/Xbox One。先日よりPC版ではPTR環境にて使用可能となっていたが、今回のパッチで全ユーザーが「Doomfist」を各マッチで使用できるようになる。

「格闘ゲーム・ジャンルへのラブレター」というコンセプトをもとに生まれた「Doomfist」は、4種類のアクティブスキルのうち3種類が右腕のガントレットから放たれる近接攻撃となっている。前方へダッシュして攻撃を放つ「ロケット・パンチ」、敵を上空に浮かせる「ライジング・アッパーカット」、地面へと攻撃を叩き込む「サイズミック・スラム」。これらを次々に放つことで強力なコンボを繰り出すことが可能だが、敵の懐に飛び込んでその強みを発揮するには、冷静な立ち回りと技術面での練習量が求められるキャラクターだと言えるだろう。公式サイトでのプレイ難易度は最高の星3つとされている。

ゴツい外見やシールドを得るパッシヴスキルはあるものの、何も考えずにダイブすると瞬殺されてしまうので、キャラクターの動きを習熟し立ち回りも考える必要がある。そういう面で見ると、「ゲンジ」に近いプレイフィーリングだと言えるだろうか。左手から銃撃を放つ「ハンド・キャノン」以外は銃撃に依存しないゆえに、ハルトのシールドやD.vaのディフェンス・マトリックスをものともしない点も特徴になると思われる

またパッチ1.13.0.2では「トレジャーボックス」の仕様にもメスが入れられており、すでに入手したアイテムのドロップ率が大幅に低下、つまりは重複しづらいように変更されている。それにともない、アイテムが重複した場合に手に入るゲーム内通貨はさらに増加するとのこと。このほか、24時間における自身のゲームプレイから自動生成でハイライトを作成する新たなシステムも導入されている。