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MMORPGの醍醐味のひとつといえば、「第2の人生体験」ではないだろうか。現実での仕事や学業を終えて家に帰り、パソコンやゲーム機を通じて異世界での自分に成り変わる。いつもの狩り場に繰り出し、いつもの仲間と交流する。時には新しい仲間との出会いや、追加された新しいコンテンツに挑むなどの楽しみもあるだろう。現実の「この生活」とは別に、「あちらの生活」がある。それが、MMORPGの独特なおもしろさのひとつではないだろうか。筆者がプレイしていた『リネージュW』も、そうした体験ができる、基本プレイ無料のMMORPG作品だ。

しかし筆者は、MMO生活と現実生活の“ケジメ”をつけるため、本作を春頃よりお休みしていた。そして今回、約半年間の離脱から『リネージュW』の世界に舞い戻ったかたちだ。なぜ筆者が本作から離れたのか、そしてなぜ舞い戻ったのか、詳しい話は後述する。ともかく本稿では、久しぶりに『リネージュW』に舞い戻った筆者が手探りで草の根調査した、「復帰勢や初心者が押さえておくべきコンテンツ」や「効率がよいとされる狩り場」などをお伝えしていく。筆者のように『リネージュW』から離れていた人はもちろん、これから本作にふれる人にも、本稿が道しるべとしてお役に立てば幸いだ。


『リネージュW』とは


『リネージュW』は、韓国のNCSOFTが開発するクオータービュー(見下ろし視点)の基本プレイ無料のMMORPGだ。狩りや装備強化のほか、人々との交流および共闘などMMORPGの醍醐味を味わえる。ゲームプレイとしてはバトルが中心なものの、パーティープレイやクランに相当する「血盟」に所属するなどして、人々と交流が可能だ。また、クエストやモンスター狩りを自動化してくれる機能まで搭載しており、スキマ時間のプレイがしやすい作品となっている。

また、開発元であるNCSOFTが提供するプラットフォーム「PURPLE」を利用すれば、『リネージュW』をPCでも楽しめるようになるほか、ゲーム内チャットをモバイルアプリで確認ができる「PURPLE talk」など多数の機能が利用可能だ。また、本作および「PURPLE talk」は言語が違う海外プレイヤーとの会話を「日本語テキストを送るだけ」で可能にする、リアルタイム「AI(人工知能)翻訳」機能なども搭載。もちろんモバイルとPCではキャラデータやサーバーを共有しているため、デバイスを使い分け、ちょっとした時間にグローバルな交流や狩りが楽しめる仕組みとなっている。


なぜ筆者は『リネージュW』から離れ、いま舞い戻ったのか

筆者は以前弊誌にて、『リネージュW』および「PURPLE」のチャット機能などを利用して、日本語のみで海外の友人たちと交流した体験記を執筆した(関連記事)。そして私事ではあるものの、筆者はその後、弊誌AUTOMATONライターから編集員となった。早い話が、急激な環境変化でMMORPGどころではなかったのである。私は台湾の友人たちに、「忙しくなる」と事情を話して別れを告げ、編集員としての生活に全力を注ぐ決意をしたわけである。

そんな中、今回『リネージュW』について「現在どのようなコンテンツがトレンドとなっているのか、復帰勢としての目線で調べてほしい」との相談が部内で筆者にかかったのである。筆者自身、余裕ができたら本作の世界に舞い戻りたいとずっと思っていたので丁度よいタイミングでもあった。そういったわけで『リネージュW』に舞い戻った筆者をまず待ち受けていたのは、コンテンツ追加および環境変化による困惑だった。




復帰初手は「後悔」、しかし喜びも

筆者がおよそ6か月ぶりに『リネージュW』の舞台であるアデン大陸に舞い戻ると、「もうひとりの自分」が出迎えてくれた。6か月前と同じ狩り場に、プレイを終えたその時の状態のままぽつねんと立つ騎士の様子は、なにやら寂しそうでもあった。そして同時に発生したのが、現在開催中のイベントのクエスト導入である。

もともと本作は1~2週間の間に複数の特別イベントが、場合によっては同時進行されるようなスケジュールとなっている。内容も特殊クエストをクリアしたり、期間限定のボスをみんなで叩いたりとさまざまだ。そして、その報酬が結構“美味しい”のである。というわけで、本作の期間限定イベント履歴を振り返って「少しずつでもコツコツ遊んどけばよかった」と後悔するのが、筆者が最初に思ったことでもあった。

もうひとつ動揺を誘ったのが、狩り場の様相の変化である。というのも、いつでも人がごった返していてモンスターが狩れずに苦慮していた狩り場が、すっかり狩りやすくなっていたことだ。これは、おそらく一部のプレイヤ―はもう上位の狩り場などへと移動したことや、サーバー増加やワールド移動でサーバーによって人口の増減があったことなどが理由と考えられるだろう。つまり、狩り場の混雑などがネックだった方は、復帰するとかなり快適に狩りをできる可能性が高そうだ。ただし、これは筆者がプレイしているサーバーに限られる傾向かもしれない。このあたりの動向は公式Discord(https://discord.com/invite/auUfUjBDAd )でも情報が集積されているので、参考にして欲しい。ともかく、悠々とたくさんの敵を狩りまくれる状況は、かなり復帰プレイのモチベーションを高めてくれた。


ただ、今回の本題は「いまトレンドになっている、美味しいコンテンツ」の調査である。まずは血盟の友人たちに聞いてみよう……と思ったものの、前述の通り「生活のケジメ」のために袂を分かってしまっていたことを思い出す。ならば、方法はひとつしかない。「道行く強そうなプレイヤーに、とりあえず聞いてみる」しかないだろう。Web検索や本作公式サイトを駆使すれば、かなり充実した本作のオススメコンテンツ情報が得られるのも確かである。それでも筆者は、いわばアデン大陸の地元民たる、生のプレイヤーの声が聞きたかったのである。そして、復帰したての孤独ゆえに、とにかく誰かと接触したかったのである。

そうしたわけで、道行く人々に声をかけてみる。突然話しかける非礼を謝りつつ、「復帰者におすすめのコンテンツ」や「報酬が美味しい/気に入っているコンテンツ」について訊いてみた。『リネージュW』の自動翻訳機能を活かして、日本語での質問だ。実をいえば、筆者は初心者の時にも同様に、アデン大陸を歩く人々に声をかけて、親切なアドバイスを貰うことに成功しており、今回もユーザーたちから生のアドバイスをもらうことができた。


“これは押さえとけ”コンテンツ1位は「出席・郵便」2位は「ダンジョン」


まず、プレイヤーたちが口を揃えて押さえておきたいと答えたコンテンツが「出席報酬」だった。いわゆるログインボーナスである。やや肩透かしな気もするものの、本作のログインボーナスはその時期に応じて趣向が凝らされていることも多い。また、毎日決まった時間にプレイヤーに届く「郵便報酬」も受け取っておきたいだろう。こうした報酬は一瞬チェックするだけで受け取れる上に、節目となる時期には一気に豪華になったりもする。そうした点もプレイヤーたちの支持を集めた理由だろう。また、定期チェックしてほっこりできる報酬配布は、生活の一部としてMMORPGを楽しむ上で噛み合わせもいいコンテンツだろう。

続いて、多くあげられたコンテンツが「ダンジョン」だ。こちらについては、普通にマップから入れる通常のダンジョンではなく「毎日決まった回数・時間入場できるダンジョンが美味しい」という意見が多かった。なかでも「夢幻の島」については、レベル30台からもっと上のレベル帯のユーザーまで足繁く通っているようだ。なお、同ダンジョンには火・水・風・地の4属性があり、今回意見を貰った範囲では「火」がお気に入りのユーザーが多かったようだ。その理由を聞くと、「武器/防具強化の巻物が落ちるため」と教えてもらえた。ただし、どのダンジョンが美味しいかは諸説ある様子も見られた。

ほかにも、「パーティ ボス モンスター」や「ワールドボス モンスター」などの討伐も、定常化されたイベントダンジョン「秘密の黒い戦艦」や「歪んだ地下監獄」へ入るために必要な「討伐の証」などのドロップ品が得られるので外せない、との声があった。(ちなみに、「秘密の黒い戦艦」「歪んだ地下監獄」は共に短時間で経験値・アデナが大量に手に入るので、毎日入った方がよい)また、期間限定のイベントダンジョンも人気のようだ。これらの多くは経験値効率が非常に良く、プレイヤーが“稼げる場”は増加傾向にあるだろう。


「美味しすぎるイベント」は1も2もなくチェックせよ

そして上述のコンテンツらを凌駕するほどに「美味しすぎるイベント」として名前が挙がったのが「Director’s Talk」と「スタジオW」である。とはいっても、これはゲーム内でプレイするコンテンツではない。『リネージュW』の今後の大型アップデートについて、本作開発チームが語る公式生放送番組である。この生放送番組は過去に合計5回開催されており、いずれもとんでもない量と質の配布アイテムが振る舞われた。かくいう筆者も、Director’s Talk第1回の配布品にて、サーバー全体に名前が掲示されるほどのレアアイテムを獲得した経験がある。Director’s TalkやスタジオWの今後の開催は不透明なものの、大盤振る舞いの機会を逃さぬよう、毎日少しずつのマイペースでも定期的にプレイするとよいだろう。

以上が、本作のプレイヤーたちに訊いた、人気コンテンツの上位となる。なお、筆者は現在レベル46(復帰時点ではレベル43だったものの、イベントにより一気に上昇した)であるため、そのレベル帯にあわせて答えてくれたが、あわせて効率のよい狩り場について質問したところ、「クエストを消化してグルーディオダンジョンに潜るとよい」との回答が多かった。こちらは深い深度であれば、レベル50以上のプレイヤーでも効率がよいとされる一方、そうしたレベル帯では「アリの巣」「竜の渓谷」エリアなどの選択肢も出てくるとのことだ。また、レベル50になるとアデンのメインストーリーが解放されるほか、さらに経験値が美味しい「捨てられた者たちの地」ダンジョンが開放されるので、これらもプレイ必須のコンテンツに追加されるのだろう。

以上をまとめると「とにかく出席・郵便を受け取り」「イベントダンジョンやボスに通い」「イベントをこなしつつ、公式生放送などに目を光らせる」というゲームプレイが基本となるようだ。これについては初心者でも上級者でもほとんど変わらない様子である。また、こうした一連の“日課”的なゲームプレイは、自動化が充実した本作のシステム上、そこまで操作時間を取られない。初心者も復帰者も、特にゲームに張り付いて一生懸命追いつく必要はなく、ちょこっとずつ遊べばよいわけだ。また、前述のような狩り場の混雑緩和や、狩りコンテンツの追加なども見られる。筆者自身、復帰前よりも今回の方が気楽に『リネージュW』を遊べている実感があった。

ちなみに、変身/マジックドールカードを何度も何度も合成していたが、英雄級や伝説級カードがどうしても出なく、心が折れて離脱してしまったプレイヤーがいたら、ログインだけでもしたほうがよい。というのも現在リネージュWでは「合成ポイント システム」(いわゆる“天井”システム)が導入され、希少級以上の合成で失敗回数が一定回数累積された時に、確定で上位等級のカードを獲得できるようになっているためだ。

なお、今回の調査は公式なアンケートではなく、あくまで美味しいコンテンツを知りたい筆者が一部のユーザーに意見を訊いてみたかたちとなる。公式に大調査されれば、もっと違う傾向や意見も出てくるかもしれない。また、本稿を見て「このコンテンツも美味しいぞ!」と思った方は、是非ともSNSなどで身の回りのプレイヤーたちに共有してあげてほしい。筆者も、是非とも参考にさせていただきたい次第である。

リネージュW』は、Android/iOSおよび「PURPLE」からPC向けに配信中だ。現在本作では大量の経験値が手に入るイベントとして、ストーリーイベント「とある魔術師の記録」などが開催中(2022年10月19日(水)定期メンテナンス前まで開催予定)だ。

また、来る11月4日に本作は1年を迎えるが、もしかすると、様々なアップデートや報酬盛りだくさんのイベントなどが開催される可能性もありそうだ。本記事を読んで少しでも気になった方は、是非この「美味しい」タイミングでプレイを再開してみたらどうだろうか。

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