『Watch Dogs 2』4月配信予定のPvPモードに関する新情報。ハッキング勝負からモトクロスまで

 

Ubisoftは公式ブログにて、4月17日に海外配信される無料アップデートの新情報を公開した。今回の大型アップデートでは、2対2のPvPモード、最大4人のマルチプレイに対応したモトクロス、Eカート、ドローンレース、そのほか武器・コスメアイテムが追加される。

「Showdown」と呼ばれるPvPモードには、「Hack the Servers」「Steal the HDD」「Doomload」という3つのルールが用意される。いずれもハッキングスキル・ツールをアンロックし終え、その扱いに慣れた熟練プレイヤー向けのエンドゲーム・コンテンツである。既存のPvPモード「バウンティハンター」では、とにかく賞金首となったプレイヤーを無力化すれば良かったが、「Showdown」のルールは癖のあるものばかり。これまで以上にプレイヤーのスキルが問われる。なおゲームプレイ映像は以下「Watch Dogs 2: No Compromise DLC Spoiler Livestream」の1時間26分より確認できる。

「Hack the Servers」は、指定された3つのターミナルをハッキングするチームと、妨害するチームに分かれて戦うもの。「Steal the HDD」はマップ上に配置されたHDDを相手チームよりも早く拾い集めるルールで、HDDはいずれも取りづらい場所にスポーンする。ただのスピード勝負ではなく、目的地にたどり着くための正しいルートを考える難しさがある。最後の「Doomload」では、相手よりも先にデータストレージからデータをダウンロードしたチームの勝利となる。撃ち合いも大事だが、豊富に用意された妨害手段を自由自在に操れるプレイヤーこそが勝利を勝ち取るだろう。

対人戦で忘れてはならないのが、レース系コンテンツである。これまでのレースはシングルプレイ限定で、クリアする上でプレイヤー・スキルはそれほど求められなかった。だがプレイヤー同士で競い合うとなれば話は別だ。なおレース終了後には次に挑戦したいレースおよびマップを投票で選ぶことができる。スキルレベルの近いもの同士でマッチングした際は、そのままのメンバー構成でプレイし続けられる。

また公式ブログでは有料DLC「ノー・コンプロマイズ」に関する情報も公開されている。どうやらメインミッションのひとつでは、主人公マーカスが所属するハッキング団体DedSecのパロディAVを撮影したスタジオを懲らしめることになるようだ。「Tidis」社のかわいらしいセキュリティロボットが、エロティックな姿へと変貌を遂げている様子も窺える。

なお5月から6月にかけては、最大4人同時接続の協力プレイを含め、PvEモードの強化が図られる予定だ。