約500円・犬パーティーアクション『Dogs Club』Steamに登場。マルチプレイ対応のアスレチック競争、時々もよおす

 

Montee Gamesは1月19日、犬パルクールアクションゲーム『Dogs Club』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語表示にも対応している。


『Dogs Club』は犬を操作してさまざまな仕掛けに満ちたステージを攻略する、三人称視点のアクションゲームだ。回転する床やトランポリンのほか、行く手を阻むバラエティ豊かな障害物が犬たちを待ち受ける。幅の狭い足場の上を歩いたり、落下しないようタイミング良くジャンプをして渡らなければいけなかったりと繊細かつ大胆なコントロールが求められるようだ。

アクションは歩く、走る、ジャンプといった基本的なもの以外にも犬ならではのユーモラスな要素が存在。前脚でパンチを繰り出す、おならを放ちほかの犬に浴びせかけるといったワイルドな動作がワンボタンで行える。同様におしっこをすることもできるが、その間はまったく動けなくなってしまうので、もよおす場合には注意が必要だ。

 


本作は各コースを自分のペースで楽しめるシングルプレイモードに加え、オンラインでのマルチプレイにも対応している。シングルプレイモードを進めるとコーギーやドーベルマン、秋田犬など多種多様な犬たちがアンロック可能。なおプレイして確認したところ、早期アクセス配信開始直後となる現時点では身体の大きさのほかに性能の違いは確認できなかった。マルチプレイでは幅広い犬種が縦横無尽に駆け回り、にぎやかで躍動感あふれる様子が伝わってくる。

本作を手がけるMontee Gamesはトルコを拠点とするゲームスタジオ。昨年4月には兵士を操って進むパルクールアクションゲーム『Commando Hero』をPC(Steam)でリリースしており、記事執筆時点では100件超のユーザーレビューが寄せられ、うち86%が好評とする「非常に好評」の評価ステータスを獲得している。

Steamのストアページによれば、『Dogs Club』の早期アクセス期間はおよそ1年間を予定しているとのこと。正式リリースの際には新たなステージやキャラクターだけでなく、さらなるゲームモードやランクマッチの実装、犬種ごとの固有アビリティの追加も行われるという。正式リリース時の値上げについては予定されていないそうだ。

 


『Dogs Club』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。日本語でのUI表記にも対応している。なお早期アクセス配信開始を記念し、定価580円のところを15%オフの493円で購入できるセールが1月27日まで行われている(いずれも税込)。