PS5『SAROS』は戦闘狂ならかなり面白い。『Vampire Crawlers』は今後の発展にも期待。『ミカクテイ事件の観測者』は遊びやすい。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。542回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。541回目です。世間的には特大連休。

日本語対応

今週は、ローグライト・アクションゲーム『東方華心伝 – Touhou Blooming Soul』を少しプレイ。『とうほう夜雀食堂』の開発元の新作で、今年1月に早期アクセス配信が開始され、すぐさま「圧倒的に好評」ステータスを獲得していて気になっていたのですが、中国語のみの対応ということでひとまず保留。そして今週日本語化され、さっそく購入した次第です。ざっと見た感じ翻訳自体は自然だと思いますが、スキルの説明などで単語が所々抜け落ちている部分がある様子。まあそのうち修正されるでしょう。

ゲームプレイの方はというと、軽快な操作感と派手なアクションで触っていて楽しい。また、喜怒哀楽の4つの感情の切り替えシステムが特徴的。プレイスタイルにあわせて選択できるほか、それぞれに専用のスキルが存在するため、幅広いアクションを使い分けられる。評判どおりの出来といったところで、今後のコンテンツの追加も楽しみです。
by. Taijiro Yamanaka

自販機もとい異次元転送装置

日々『Elin』のアップデートを追っています。赤ちゃんプレイが公式に実装されて困惑したのも束の間、どうやら現在ノースティリスには夏が訪れつつあるようです。新しいアイテムとして水着系の胴装備が登場しており、男女問わず着用することができます。女児用のスクール水着を。この世界はどこへ向かっているのか。

本作には極めてシリアスかつ厳しい世界観になっているストーリー時空と、はちゃめちゃでなんでもありのゲーム時空の2つの側面が存在していると思っています。スク水はおそらくゲーム時空のみに登場する品物でしょう。設定的には現代人がイメージするような材質・形状の水着があるとも思えませんし、水泳の授業が存在する学校教育も少なくとも一般的ではなさそうです。そのためなのか、スク水はNPCから購入したり、何かと交換で入手したりするわけではなく、自販機で購入することになります。

自販機には他にも各種パンティや「危ない本」が置かれていますし、世界観に深く関わらない物品の中でレアリティの低いものは、自販機経由で『Elin』の世界によく流れついている気がします。もしそうであれば、今後も何かが自販機のラインナップに加わる可能性がありそうです。過去の例を見るとどれもセンシティブ寄りなので、猫ランジェリーや童貞を殺すセーターなどは有力候補かもしれませんね。
by. Naoto Morooka

インターネット探偵

今週は、『ミカクテイ事件の観測者-Demons’Timeline-』を遊んでいました。本作は、SNSの情報から超能力殺人事件を解明する、推理ADVです。舞台となるのは、SNSの利用率が極めて高い世界。同世界ではアクマと呼ばれる超常的な能力をもつ人間が存在し、彼らが引き起こした怪事件はパラドクスと呼ばれていました。主人公のエルは、好奇心から事件を調査。真意を見抜く力をもつアクマ「箱内にゃすてりあ」と共に事件と関連のあるタイムラインを調べて、表裏のアカウントを特定しながらパラドクスの真相解明を目指していきます。タイムラインを調査するネット探偵の事件調査が繰り広げられます。

本作ではストーリーがタイムラインだけで進んでいくので、デスクトップ画面や用語集などを除くとSNS以外の画面が存在しません。代わりに、旧Twitter風の表現には力が入っていて、事件と直接関係のないアカウントの投稿も多数登場。闇も含めて丁寧に描かれています。そんなインターネット描写も真に迫っていたのですが、本作ではそれらを土台としたストーリーが何よりもよかった。インターネットを描きながら、違和感をしっかりまとめてあげていく後半の展開がとにかく楽しい作品でした。文章量は多いのですが、謎解き要素の難易度は控えめ。ヒントも用意されているので、謎解きをあまり遊ばなくとも遊びやすい1本になっています。
by. Keiichi Yokoyama

数字が大きいと嬉しい

先日発売された『Vampire Crawlers』をプレイしていました。『ヴァンサバ』のシリーズ作品ではあるものの、ゲームプレイはダンジョン探索&デッキ構築カードバトルへと一新。バトル部分はマナを消費してカードを出していく方式で、コスト昇順で出すと効果が倍になるというシステムで展開されていく。『ヴァンサバ』でもそうでしたが、基本的に序盤はまったりとしつつ、プレイするとそのうちダメージが凄いことになっている、というインクリメンタル感はやはり持ち味。カードの出し方にさほど制限はなく、コストに気を配れば誰でもコンボを作りあげることが可能。

そうしたハチャメチャ感はジャンルが変わっても楽しめる一方で、カードごとの差異があまり目立たない印象。ノックバック、ダメージ量といった細かい効果は違えど、たとえばナイフや斧、聖書では範囲攻撃という点ではおおよそ同じ。シンプルゆえにやっていることは単調になりがちという側面もありそう。ただそもそもシビアにクリアを目指すという目的からは離れたところにいるゲームだとは思うので、とにかく大きな数字を出して気持ちよくなりたいときに遊ぶには最適だなと感じています。

また本作はリリースされたばかりで数々のアップデートが控えている状況。『ヴァンサバ』も数多くのアップデートでどんどん新要素が追加されてきた背景もあり、本作でも大量のアプデでより面白くなりそうな予感がします。
by. Kosuke Takenaka

絵も開放感あっていいんですよね

PS5で『SAROS』を遊んでいます。かなりリッチで、AAAローグライクTPSといったところでしょうか。いくつかの大ボスを倒したところですが、ゲームプレイ体験としては今年で一番スリリングで面白いかもしれません。構造的には、ランダム生成されるマップを進み、エリアエリアで敵とバトル。武器や装備を拾ってボスに向かう……というローグライクゲームのオーソドックスな形式なのですが、アクションゲームとして面白い。

敵もガンガンに弾を撃ってくるので、それを吸収したり回避したり。地形もかなり重要で、高低差もつかいなんとか敵を倒していく。ボスは特に凝っていて、ちゃんと攻撃パターンを読みきらないと撃破不可。PS5機能もふんだんに使われていて、振動や触覚フィードバックで余さずそのバトルの緊張感が伝わってきます。

ただ、恒久強化要素も結構しっかりしており、正直強化していけばかなり楽になる。んですが、とはいえ敵とのバトルではプレイヤーのスキルがないと撃破しないといけないので、ボス撃破も嬉しい。うまく「ギリギリで勝てる(あるいは勝てない)」設計になっていて、バトルゲームとして非常に面白い。前作『Retural』もよかったのですが、謎やジメジメ感が強かったのに対して『SAROS』は世界(の光)は明るめで、遊びやすく前に進む補助輪もしっかりあるので、モチベも保ちやすい。面白いな~~~と感じると同時に、自分は戦闘狂なんだなと実感するゲームでございます。
by. Ayuo Kawase

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