エムツー、12年開発していたSTG『ウブスナ』の開発中止を発表。ゲームクリエイター井内ひろし氏退職に伴って

エムツーは5月24日、『ウブスナ』の開発中止を発表した。本作は井内ひろし氏を中心として12年前に発表されたシューティングゲーム。同氏の退職を契機に、開発の断念が報告されたかたちだ。

有限会社エムツーは5月24日、『ウブスナ』の開発中止を発表した。同作は2014年に発表された作品であったが、ゲームクリエイター井内ひろし氏の退職に伴い、開発を断念するに至ったようだ。詳細がエムツーより発表されている。

『ウブスナ』は井内ひろし氏が中心となって手がけていたシューティングゲームだ。井内ひろし氏は『斑鳩』や『エイリアンソルジャー』、『グラディウスV』などといった作品にアーティストとして携わってきた人物。なお『レイディアントシルバーガン』『斑鳩』ではディレクター・プロデューサーとしても制作に関わっている。

そんな井内氏の新作として、2014年にPS4向けとして発表された『ウブスナ』は、制作状況が伝えられる機会はそう多くなかった。とはいえ2019年には素材制作が大変としつつも、「ほぼ通しで遊べる状態」と堀井直樹社長が報告。そして2022年にはストーリーの紹介がおこなわれるなど、断片的には『ウブスナ』の情報が伝えられていた。

5月24日、そんな『ウブスナ』について、開発中止となることがエムツーより発表された。理由としては、井内氏から退職の申し出があったことを明かしている。エムツーは、井内氏が去った後の『ウブスナ』開発継続について模索していたものの、作品の性質上、井内氏無しで同作を完成に導くことは難しい、との判断を下したという。あわせてYouTube上のエムツー公式チャンネルでは、『ウブスナ』に関する動画の視聴が不可能となっている。

一方で、井内氏本人は『ウブスナ』の完成を諦めているわけではないとのこと。エムツーは完成を待っていたファンなどに対し、期待に応えられなかったと謝罪しつつも、新天地での『ウブスナ』完成の可能性について言及。今後井内氏から同作の進捗などが報告される可能性については期待したいところだ。

ちなみにエムツーは今回の開発中止について、SNSなどでの憶測に基づく投稿・誹謗中傷を控えるよう求めている。長きにわたって制作されていたタイトルの開発中止ということもあり、エムツーの今後の動向にも注目が寄せられる。

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Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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