布団の中で『ゼノブレイド2』。『バイオハザード7』の新DLC「End of Zoe」プレイ。小粒ながらキラリと光る『Gorogoa』。今週のゲーミング

 

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。110回目です。

 

小粒ながらキラリとアイデア光る

今週は、4枚のパネルの中で手描きの絵が動き出すパズルゲーム『Gorogoa』をプレイ。街中に現れた不思議な生き物の手がかりを求めて、少年が5つの果実を探しに行く、という物語のようです。というのもゲーム内では何も語られず、ストーリーもパズルの解法も、絵から想像を膨らませていくようになっているのです。

本作がユニークなのは、そのパズルの仕組み。絵をズームイン・アウトすると違う風景が見えてきたり、穴が空いて別のパネルの絵と組み合わせられたり、また一見異なる隣り合ったパネルの絵が繋がったりして、正しい場面を導き出すと絵が動き出して先へと進めるようになります。『FRAMED』を多層構造にしたような感じかな。パズルを解くにはなかなか頭をひねりますが、たった4枚のパネルながら、その中にある風景は豊富で、まったく異なる場面へとシームレスに展開していくのは楽しい。短いゲームですが、パズル好きにはオススメです。
by Taijiro Yamanaka

 

ナイフ一本で戦う正義漢と、両拳で道を切り開く無頼漢

今週は『バイオハザード7』の新DLCをプレイしました。「End of Zoe」は屈強な隠者が左右の拳でモールデッドを粉砕していく爽快な拳闘ホラーとなっております。ジャブの連打をボディに叩き込み、最後は頭部への強烈な左ストレートでノックアウト。クリア特典の強武器を装着すれば、さらに超人的なパワーを発揮します。そういえば主人公の「ジョー」という名前は、ボクシング関係の作品・人物が由来となっていたりするのでしょうか。

もうひとつのDLC「Not A Hero」では、新生クリスがアルバートモデルのハンドガン、ショットガン、グレネードと、フル装備で任務に当たります。過去の事件からようやく学習したのかもしれません。しかしながら廃坑内を探索するのに暗視装置もフラッシュライトも持参しないという不用意さは相変わらず。「プロフェッショナル」難易度では銃器を捨て、ナイフ一本の状態からスタートします。現地調達の精神を忘れぬよう、ほぼ手ぶらの状態で任務に挑む仕事人クリスはやっぱりカッコイイ。
by Ryuki Ishii

 

お布団の中で『ゼノブレイド2』

布団から出られない季節がやってまいりました。どうしてこんなに寒いのか。PCゲームがしたい気分の時も、どうしてもパソコンラックの前に座るという行為の寒さに勝てずお布団の中に籠城してしまいます。そんな経緯もあって、ニンテンドースイッチの携帯モードで『ゼノブレイド2』を遊ぶ日々が続いております。携帯モードでは明らかに解像度が低く、引き伸ばした映像にはなってしまうのですが、そうした点に目を瞑れば、ゲームプレイ自体は快適でなかなかどうして悪くない。処理落ちなどがなく、ちゃんと遊べるのがもっとも重要なんでしょうね。画質もよいにこしたことはないんですが、そこはトレードオフかなと。

肝心のゲームの方はというと、もう何をスクリーンショットしてもネタバレになるので、語ることも撮ることもできません。RPGの宿命です。ただ、探索シーンなどは携帯モードでいいのですが、メインストーリーのイベントシーンはやっぱりTVモードで堪能したいところはあります。
by Minoru Umise