とうふアクション『スゴイツヨイトウフ』Steamにて10月2日発売へ。落ちると崩れ、敵には食べられる前途多難な豆腐の冒険

パブリッシャーのPhoenixxは9月24日、『スゴイツヨイトウフ』を10月2日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、通常価格は税込550円。

パブリッシャーのPhoenixxは9月24日、『スゴイツヨイトウフ』を10月2日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、通常価格は税込550円。配信日決定を記念した、オリジナルTシャツが当たるキャンペーンも実施中となっている。

『スゴイツヨイトウフ』は、落ちると崩れてしまうとうふがお椀を目指して進んでいく、添加物なしを謳うとうふアクションゲームである。本作のメインキャラクターであるとうふは、大豆を調理して作られる、加工食品だ。豊富な栄養素から「畑の肉」とも呼ばれ、長く親しまれてきた。

本作では、そんな食べ物として慣れ親しんだとうふを操作し、待ち受ける困難を乗り越えていく。ストアページによると、本作はワンボタン操作で遊べる、とうふのようにシンプルなゲームであるという。収集要素や隠しルートといった添加物はなく、シンプルなアクションが展開。とうふを操作してステージを攻略していく、オーソドックスなアクションが待ち受けているのだろう。

ただしとうふは脆いため、高いところから落ちると崩れてしまう。食べ物であるため、敵に食べられるといったアクシデントも発生する。本作ではそうしたとうふらしい特性とも向き合いながら、とうふファイヤなどのアクションを駆使して困難を乗り越えていくのだろう。シンプルな操作で、崩れないよう繊細な操作が要求される緊張感や、とうふのように奥深いアクションが展開されるそうだ。

要素としては、本作には3種類のとうふが登場。木綿豆腐は、豊富なタンパク質としっかりした食感をもち、操作しやすい。絹豆腐は、ビタミン豊富で滑らかな触感ながら、よくすべる。高野豆腐は、木綿豆腐を固い豆腐であるため、堕ちても崩れない。選べる3種類のとうふは、最新技術によって3D化されているという。大量の豆腐豆知識や、精密な振動/物理フィードバックも搭載。プレイ時間は1時間から2時間ほどで、一口で食べ切れるボリュームが想定されている。


本作を手がけているゾウノアシゲームズは、トモぞヴP氏によるゲーム制作サークルだ。同氏の過去作としては、4つのゲージを止めて謝意を伝える『パワー土下座』や、刀が尻に刺さったキャラクター同士が戦う『決刀 -KETSUTOU-』、『最強列伝 時代走る』など多数のゲームをリリースしてきた。

本作『スゴイツヨイトウフ』は、2023年3月に「第1回GYAAR Studio インディーゲームコンテスト」で入賞。バンダイナムコスタジオによる資金や開発の支援を受けながら、開発されてきた。なおプレスリリースによると、トモぞヴP氏は本作のために「とうふマイスター」資格を取得。そのため本作は、本物のとうふマイスターが制作したとうふアクションゲームとも謳われている。

また本作では、長年ゲーム音楽を手がけてきた永松亮氏が、全楽曲を担当している。同氏のメッセージによると、実家的な安心感をだすためレトロな音を使った音楽が、遊びを盛り上げてくれるようだ。

『スゴイツヨイトウフ』は、PC(Steam)向けに10月2日発売予定だ。

また発表にあわせて、Phoenixxの公式X(旧Twitter)アカウントではリポストキャンペーンが実施中。Phoenixxのアカウントをフォローした上で対象ポストをリポストすると、オリジナルTシャツが抽選で5名にプレゼントされるそうだ。期間は日本時間10月16日2時までとなっている。そのほか本作では、9月26日より開催される「東京ゲームショウ2024」内Phoenixx/GYAAR Studioブースでの試遊展示も予定されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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