PlayStation Storeにて『レッド・デッド・リデンプション（Red Dead Redemption）』PS4版のストアページに、今後の“PC版の初登場”を示唆する説明文が記載された。Gematsuなどが伝えている。
本作は、1911年のアメリカおよびメキシコを舞台にしたオープンワールド・アクションアドベンチャーゲームだ。無法者として知られた主人公のジョン・マーストンは、連邦捜査官に家族の幸せを脅かされ、アメリカ西部とメキシコを旅することに。そしてかつて友と呼んだダッチギャングたちを追い、血にまみれた過去を流し去るため決着をつける。
本作は2010年にPS3/Xbox 360向けに発売され、高い評価を獲得。そして2023年8月17日には、Double Elevenが携わるNintendo Switch/PS4向け移植版が発売された（関連記事）。移植版にはマルチプレイモードが収録されなかった一方で、DLC「アンデッド・ナイトメア」が最初から収録。DLCはジョン・マーストンがある朝目覚めると世界にはゾンビで溢れており、家族を救う治療法を求めて戦うという内容だ。また、オリジナル版での「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」エディション向けのボーナスコンテンツなども収録されている。
今回、突如本作PS4版のPS Storeページのゲーム内容の説明文が変化し、以前はなかった記載が追加されている。このなかでは「PC版初登場」といった記載が確認可能。どうやら今後登場すると思われるPC版の説明文がなぜかPS Storeページに記載されたようだ。
説明文によると「全ての2023年のコンソール版のアップグレードが含まれるほか、高い解像度やフレームレート、複数のディスプレイ、その他のアクセサリー、空間のサラウンドサウンドに対応するPC用のパフォーマンスの向上が施されている」とのこと。当初本作はフレームレート30fpsにのみ対応していたが、アップデートによりPS5の後方互換機能でプレイした場合に60fpsでもプレイ可能となった。PC版でもスペック次第で高いフレームレートでプレイ可能となるのだろう。
PS4版の説明文になぜか追記された“『レッド・デッド・リデンプション』PC版”の説明文。珍しい事態ながら、発売から約14年越しにとうとう本作がPCでもプレイできるようになる可能性が示唆された。本稿執筆時点では発売日や対応予定プラットフォームはもちろん、そもそも実際に出るのかどうかも不明であり、今後公式告知がおこなわれるかどうかにも注目したい。
『レッド・デッド・リデンプション（Red Dead Redemption）』はPS3/Xbox 360のほか、PS4/Nintendo Switch向けに発売中。Xbox向けに関しては、Xbox 360版がXbox Series X|SおよびXbox Oneにて動作し、またXbox One X Enhanced対応によりビジュアルの強化も施されている。
