PS Plus 4月のPS5/PS4向けフリープレイ作品発表。ホラー非対称PvP『Texas Chain Saw Massacre』や『デジモンストーリー サイバースルゥース』決定版など揃う

ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアは3月27日、4月のPlayStation Plus加入者向けフリープレイ提供コンテンツ情報を公開した。対象タイトルと提供期間は以下のとおり：

・『RoboCop: Rogue City』
対応プラットフォーム：PS5
提供期間：4月1日～5月5日

・『Texas Chain Saw Massacre』
対応プラットフォーム：PS4/PS5
提供期間：4月1日～5月5日

・『デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー』
対応プラットフォーム：PS4
提供期間：4月1日～5月5日

『RoboCop: Rogue City』は、1987年公開の映画「RoboCop（ロボコップ）」を題材としたFPSだ。本作では同映画の続編「ロボコップ2」と「ロボコップ3」の間で起こるオリジナルストーリーが描かれる。舞台となるデトロイトでは犯罪が横行し、街は荒廃。そこで巨大企業オムニ・コンシューマ・プロダクツ社の指揮下にあるデトロイト市警は、治安を回復させるためにロボコップを投入する。

ロボコップとは、殉職したアレックス・マーフィー巡査の身体を使って開発されたサイボーグ警官である。プレイヤーはロボコップとなり、犯罪の巣窟となった危険はびこるオールド・デトロイトに正義の鉄槌を下す。ロボコップは、入手した経験値により武器や各種ステータスの強化が可能。愛用の拳銃オート9や、多種多様な道具などを駆使して、悪党どもを殲滅するのだ。

本作は2023年にリリースされ、今年の3月7日には本作のその後を描くスタンドアロン拡張版『RoboCop: Rogue City – Unfinished Business』が発表された（関連記事）。PS5向けにも発売予定のため、気になる人は高評価を獲得している『RoboCop: Rogue City』をプレイして予習しておくのもいいだろう。

『Texas Chain Saw Massacre』は1974年のホラー映画「悪魔のいけにえ」をモチーフとした非対称マルチプレイホラーゲームだ。同映画は、レザーフェイスをはじめとした殺人鬼一家による惨殺事件を描いた作品だ。そのゲーム化となる本作では、キラー側となる殺人鬼一家（Slaughter family）と、サバイバー側となるその犠牲者たち（Victims）に分かれて対戦。非対称マルチプレイゲームとしては珍しい、キラー側3人・サバイバー側4人の人数設定となっている。

ゲームの流れとしては、犠牲者たちはステージからの脱出を、殺人鬼はそれを阻止することを目指すシステムとなる。犠牲者は殺人鬼をやり過ごすため、閉所にひそんだり、棚や箱に入って隠れたり、あるいは扉に鍵をかけたりと手を尽くす。殺人鬼側としてはおなじみのレザーフェイスのほか、レザーフェイスの身内であるコックなども参戦する。犠牲者・殺人鬼双方にチームワークが必要となる点や、ツリー方式によるキャラ能力のカスタマイズが本作の特徴だ。

『デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー』は「デジモン」世界で冒険する育成RPGだ。「大人になったデジモンファンへ」というコンセプトのもと制作された、デジモンアドベンチャー15周年記念作品『デジモンストーリー サイバースルゥース』と、その続編である『ハッカーズメモリー』の2作が収録されている。『ハッカーズメモリー』では、『サイバースルゥース』で起こった出来事の裏側が描かれる。

本作の舞台は、現実世界と電脳空間の境界線が希薄になった近未来の東京。プレイヤーは電脳空間で発生したAIを持つコンピュータウィルス「デジモン」を使役する電脳探偵（サイバースルゥース）となり、敵対するハッカーやデジモンたちの巻き起こす事件に立ち向かっていく。デジモンのハッキングスキルを使った探索や、300種以上が存在するデジモンの育成、属性の相性やスキルを使った戦略が重要なバトルが特徴だ。『ハッカーズメモリー』では、シミュレーションで展開されるチーム戦「ドミネーションバトル」やテリトリー争奪（縄張り争い）クエストなどの新要素も追加されている。

映画が原作のゲーム2本や、「デジモン」のゲーム作品などが提供される4月のフリープレイ。気になった人はPS Plusに加入してプレイしてみるのもいいだろう。