PS5/PS4向けに『ディノクライシス』がひっそり単品販売開始。PS Plusプレミアムに入らなくても遊べる

カプコンは11月26日、『DINO CRISIS』をPS5/PS4向けに配信開始した。先月「クラシックスカタログ」に追加されていたが、今回単品の買い切り型タイトルとしても配信された格好だ。

カプコンは11月26日、『DINO CRISIS』をPS5/PS4向けに配信開始した。本作は10月15日にPS Plusのプレミアムプラン加入者向けの「クラシックスカタログ」に追加されていたが、今回単品の買い切り型タイトルとしても配信された格好だ。価格は税込1000円。

本作は、カプコンが手がけ1999年にPlayStation向けに発売されたサバイバルホラーゲームだ。舞台となるのは、軍事施設が設けられた南海の孤島。3年前に死亡したはずの、次世代エネルギー「サードエナジー」の研究者・カーク博士がこの島で生きていることが報告される。政府直属のスパイである主人公レジーナに与えられた任務は、この島からカーク博士を連れ帰ること。そうして島を訪れたレジーナが目にしたのは、現代にいるはずがない、恐竜たちだった。

本作は俯瞰視点のほか、左右入力でキャラが回転するいわゆるラジコン操作が採用されている。そうして『バイオハザード』シリーズを踏襲したゲームシステムとなっているものの、敵がゾンビではなく恐竜である点が特徴だ。

先月10月に本作は、PS Plusのプレミアムプラン加入者向けの「クラシックスカタログ」に追加(関連記事)。そして今回単品の買い切り型タイトルとして配信開始となった。価格は税込1000円。PS5/PS4向けに移植されるにあたり、解像度のアップレンダリングやカスタムビデオフィルター機能が追加。さらに巻き戻し・クイックセーブ機能も実装されている。カプコン公式サイト上では本作の紹介ページも掲載されたもののそのほか告知はなく、ひっそりと配信される格好となった。

ユニークなコンセプトと独自の恐怖体験によって、国内外で根強い人気もみられる『ディノクライシス』シリーズ。今回の配信は改めて第1作をプレイできる機会となるだろう。なお2003年にXbox向けに発売された『ディノクライシス3』以降シリーズ展開はなく、シリーズの新展開がおこなわれるかどうかは今後も引き続き注目される。

『ディノクライシス』はPS5/PS4向けに配信中だ。PS Plusプレミアムプラン加入者向けの「クラシックスカタログ」でも提供されている。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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