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Windows最新アプデ「KB5121003」にて、一部ゲームが正常に動かなくなったとの報告。新作『MARVEL Tōkon』も対象に、マイクロソフトが現在調査中
マイクロソフトは8月12日、Windows 11のセキュリティ更新プログラム「KB5121003」を配信した。今回のアップデートによって、一部のゲームで不具合が発生することが報告され、マイクロソフトが調査を進めている。

Microsoft(マイクロソフト)は8月12日、Windows 11の24H2および25H2バージョンに対してセキュリティ更新プログラム「KB5121003」を配信した。今回のアップデートによって、一部のゲームで不具合が発生することが報告され、Microsoftが調査を進めている。現時点では特定のドライバが検出されるシステムにおいて発生する可能性が浮上している。
Microsoftは「セキュリティ更新プログラム リリース スケジュール」に基づき、毎月更新プログラムを配信している。8月12日に配信された「KB5121003」については24H2、25H2の2つのバージョンに対して更新が実施された。今回の更新では複数のセキュリティ脆弱性への対応や、BIOSレイヤーのセキュリティ機能「セキュアブート」の更新などがおこなわれている。自身のPCについて対象であるか確認したい場合は、「設定」を開き「システム」のタブから「Windowsの情報」に記載されているバージョンを参照すればよい。

ところで、「KB5121003」の適用後、一部のゲームでクラッシュやフリーズなどの事象が発生するようになったとの報告が上がっている。Redditでは、8月14日に『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』や『ARC Raiders』をプレイ中にPCが突然再起動する事象の報告が確認できる。こうした情報を受けて8月15日に『ARC Raiders』の公式Discordチャンネルにて開発元のEmbark Studiosが原因の特定を報告。「inpoutx64.sys」というファイルに関連してクラッシュ等が発生しており、解決に向けて動き出していることが明かされた。
こうした状況を受けてMicrosoftは日本時間8月20日に既知の問題として報告。『ARC Raiders』、『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』、そして『THE FINALS』について問題が報告されているとしている。具体的な症状としては、アプリケーションが応答しなくなったり予告なしに終了したりするほか、エラー 「EXCEPTION_ACCESS_VIOLATION」が表示されたり、警告なしでデバイスが再起動したりするのだという。

日本時間8月21日にMicrosoftは状況をアップデート。問題について、RGBライティング機能を備えた周辺機器または内部デバイスコンポーネントに関連していることが判明したと報告した。これらのデバイスが「inpoutx64」と類似したファイル名のドライバまたはコードコンポーネントをインストールすることがあり、そのようなドライバが存在する場合に問題が発生すると特定した。なお、現在も継続して調査中とのことだ。
現時点では、Microsoftから恒久的な解決策は案内されていない。Embark Studiosは暫定対応として、該当のドライバを自身で削除する方法を案内している。なおユーザーの間では更新プログラムを削除する対策なども上げられているが、更新プログラムにはセキュリティ脆弱性への対応など重要なアップデート内容も含まれる。またドライバの削除についても、PCの動作に影響が生じるリスクもあるため、ゲームの開発元もしくはMicrosoftによる問題の解決を待つことをおすすめする。
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