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PCゲーム販売サイト「GOG.com」ついに日本円に対応。でもSteamよりはちょっとお高めか
GOG Sp. z o.o.が運営するゲーム販売サイト「GOG.com」が、ついに日本円での決済に対応したようだ。

GOG Sp. z o.o.(以下、GOG)が運営するゲーム販売サイト「GOG.com」が、ついに日本円での決済に対応したようだ。
GOG.comはPCゲームを販売しているデジタル配信プラットフォームだ。クラシックゲームを中心に取り扱う「Good Old Games」として2008年にサービスが開始され、2012年にGOG.comに改称。DRMフリー(デジタル著作権管理技術なし)で提供されることが大きな特徴となっている。GOGはもともと、ポーランドのゲームスタジオCD Projektの子会社であったが、昨年12月にはCD PROJEKT Groupの共同設立者であるMichał Kiciński氏が、株式の100%を9070万ポーランド・ズロチ(約39億円)で取得するかたちで、個人による買収がおこなわれた(関連記事)。現在は新たなオーナーシップのもとで運営が続けられている。

そんな同プラットフォームでは、日本円に対応したようだ。日本から同サイトにアクセスすると、ページ上部には使用通貨を日本円へと切り替えるためのバナーが出現。ちなみにページ下部にある「Currency」から「JPY」を選ぶことでも切り替え可能だ。これまではドル建て価格での購入となっていたが、今後は直接日本円での決済ができるようになる。GOGは今年チェコ・コルナやトルコ・リラなど、複数の通貨への対応を次々と発表してきた。今回の日本円への対応もそうした取り組みの一環とみられる。
では日本円での決済の実装により、購入価格はどうなるのか。たとえば9月30日にリリースされた『Transport Fever 3』を日本円設定で見ると、価格は7900円。一方米ドルだと49.99ドル(本稿執筆時点のレートで約7902円)となり、額面だけ見るとおおむねレート通りといえる。しかし実際には、クレジットカードを使ったドル建て決済には手数料が発生するケースがあるため、日本円での決済のほうがお得になる場合も多そうだ。

一方で、気になるのはSteamとの価格の違いだろう。Steamでは『Transport Fever 3』が6990円で販売されており、こちらの方が910円ほど安い。というのもSteamでは販売元が自由にそれぞれの国や地域設定の価格を設定できるが、為替レートだけでなく、それぞれの国・地域における購買力平価なども参考にして導き出された推奨価格などが推奨設定として用いられている。また今年3月には価格の換算に用いるツールがアップデートされ、昨今の円安なども考慮した最新データへと更新されていた(関連記事)。
そのため、少なくとも現時点では、Steamのほうが安く購入可能な作品は多いと見られるものの、GOG.comでは前述したDRMフリーをはじめとする独自のメリットも存在するため、ゲームを購入する際にはGOG.comを選択肢に含めてみるのも良いかもしれない。
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