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新たな中毒系ローグライク『スプラット・パチンコ』11月12日配信へ。「目玉」が跳ねて増えて大爆発、“銀河級コンボ”で敵に大ダメージ
Stupidi Pixelが手がける『スプラット・パチンコ』を現地時間11月12日に配信開始すると発表した。本作はパチンコ風の物理演算を取り入れたターン制ローグライクだ。

パブリッシャーのStratos Gamingは10月1日、Stupidi Pixelが手がける『スプラット・パチンコ(Splatchinko)』を現地時間11月12日に配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示および字幕に対応予定だ。現在はデモ版が配信中。
『スプラット・パチンコ』は、パチンコ風の物理演算を取り入れたターン制ローグライクだ。主人公は、宇宙の始まりから存在してきたという強大な宇宙的存在。かつては惑星を食らう生活を送っていたものの、やがて愛する相手と出会い、平穏な生活を手に入れた。しかし恋人は謎の存在によってさらわれてしまい、救出のため銀河を巡ることになる。

本作の戦闘では、クギや敵、障害物などが並ぶ盤面へ「目弾」と呼ばれる目玉を発射する。一般的なパチンコのように上から下ではなく、目弾が画面左側から右側へとバウンドしながら進んでいくのが特徴だ。クギに当たるたびにダメージが蓄積され、最終的に目弾が敵の惑星へ到達すると、それまでに稼いだダメージを叩き込むことができる。
狙う角度や盤面の構造によって軌道が変わるほか、爆弾などのギミックを巻き込めば、一発で大規模な連鎖を引き起こすことも可能。標準的なクギに加えて高倍率の特殊クギや爆弾クギなども存在し、跳ね回る目弾をどれだけ多くの対象へ当てられるかが攻撃力へ直結する。
一方、敵のターンではプレイヤーが直接攻撃を受けるだけでなく、敵によって盤面へ新たなクギが配置される場合もある。そうしたクギにはプレイヤーに恩恵をもたらすものから、命中するとダメージを受けるものまで存在。敵の妨害によって変化する盤面を利用しつつ、目弾の軌道を組み立てていくわけだ。

そして、ビルドを大きく左右するのが、多種多様な目弾と強化要素の「突然変異」だ。本作では、100種類以上の目弾と70種類以上の突然変異が存在。目弾ごとにバウンドの挙動や状態異常、特殊能力などが異なり、突然変異と組み合わせることでさまざまな相乗効果を生み出せる。
たとえば突然変異には、発射した目弾を2つへ分裂させる「大量繁殖」、目弾が盤面の底へ到達すると発射地点へ戻る「量子ループ」、攻撃してきた敵へ被ダメージの50%を反射する「トゲの心」などが用意されている。ほかにも一定回数バウンドするたびに目弾の速度やダメージを高める能力があり、強化が重なれば画面を大量の目弾や爆発が埋め尽くすような展開にも発展する。

道中では、分岐形式の銀河マップを進み、通常戦闘やエリート戦、ボス、ショップ、イベントなどから次の目的地を選択する。マップはランごとに生成され、進むルートによって遭遇する敵や入手できる強化も変化。ショップでは回復用の料理などを購入できるほか、戦闘中に新たな目弾を発見して装備する仕組みも実装されている。

さらに、異なるプレイスタイルをもつ7体のプレイアブルキャラクターが存在する。バウンドや目弾の分裂を得意とする「REBOUND」、爆発を軸とする「EXPLOSION」、精密な射撃を特徴とする「PRECISION」などが登場。ランを重ねることで新たな目弾や突然変異などをアンロックする恒久的なアンロック要素も用意されている。

『スプラット・パチンコ』のデモ版は3月27日よりSteamにて配信している。その後も継続的にアップデートされており、9月配信のバージョン0.9ではボス戦の刷新や弾薬システム、戦闘中に新しい目弾を入手できる仕組みなどが導入された。盤面の自動生成といった、製品版に向けた基幹システムも段階的に実装されている。また、デモ版は日本語表示および字幕に対応している。

本作の開発を手がけるStupidi Pixelは、イタリアを拠点とする個人デベロッパーだ。2015年にFabio Taurisano氏によって設立され、ゲームジャム作品などの開発を経て、Tiny Pixelと共同でサイバーパンク配達アクション『Death Noodle Delivery』などを手がけてきた。同作は「Atari」のアーケードゲーム『ペーパーボーイ』をサイバーパンク化するというアイデアから制作された作品である。そして、『スプラット・パチンコ』でもTaurisano氏がゲームデザインやプログラムなど開発の中核を担っている。一方、キャラクターデザインや一部イラストにはほかのアーティストも携わっているとのことだ。
Taurisano氏は、日本のカルチャーからの影響も明かしている。電撃オンラインのインタビューでは、昔から「フリッパーピンボール」を好み、「マジンガーZ」をはじめとする日本文化にも強い関心を抱いてきたと説明。そのため、本作では、イタリアであまり馴染みのない「パチンコ」という言葉をあえてタイトルに取り入れたという。また、物語については、『スーパーマリオブラザーズ』のように「主人公がヒロインを助けに向かい、その道中でさまざまな敵を倒していく」構造を目指したとしている。

なお、本作の原題である「Splatchinko」が、日本語では思わぬ下ネタに聞こえる点については、本人いわくまったくの偶然とのこと。日本から予想外の注目が集まったことには本人も驚いたそうで、9月時点では本作のウィッシュリスト登録者は日本からがもっとも多かったようだ。そのほか、9月のデモ版アップデートでは、「東京ゲームショウ」30周年を記念した専用の目弾も追加している。こうした同氏の嗜好や影響元が、本作の世界観やゲームデザインにどう落とし込まれているのか。気になる方は、配信中のデモ版をプレイしてみてはいかがだろうか。
『スプラット・パチンコ』はPC(Steam)向けに現地時間11月12日配信予定。ゲーム内は日本語表示および字幕に対応予定で、現在はデモ版が配信中だ。
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