マイクロソフトが「XBOXのゲームディスクを“デジタル版にできる機能”をテスト中」との報道。ゲームのデジタル化が加速するなか、物理ディスクを活かす仕組みとなるか

マイクロソフトはXBOXに向けて、物理ディスクをデジタル版に変換する機能をテスト開発していると報じられている。

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マイクロソフトはXBOXに向けて、物理ディスクをデジタル版に変換する機能を開発している可能性があるという。ディスクドライブがない端末でも、所持している物理ディスク版のゲームをプレイできる機能として検討しているようだ。海外メディアThe Vergeが関係者の証言として報道している。

XBOX Series X|Sは後方互換機能に対応しており、特にXBOX Oneのゲームについてはごく一部の作品を除いてほぼすべてのゲームをプレイ可能だ。しかしXBOX Series S およびXBOX Series X Digital Editionにはディスクドライブが搭載されておらず、外付けUSBディスクドライブにも対応していないため、物理ディスクは利用することができなかった。物理ディスクで所持している旧作を遊びたいならXBOX Series Xを購入するか、あるいはデジタル版を買い直す必要があった。

そんななか、The Vergeはマイクロソフト関係者の証言として、XBOXの物理ディスク版をデジタル化できる機能をテスト開発中だと報じた。同機能はWindowsに標準搭載されているXBOX PCアプリの新機能として計画されており、XBOX Series X|SおよびXBOX Oneのゲームディスクを読み込むことで、XBOXアカウントにデジタル版の利用権を付与するものになるそうだ。つまりパソコンで一回読み込ませることでライブラリにデジタル版が加わり、物理ディスクなしで遊べるようになる機能ということだろう。

このデジタル版の権利は特定のディスクに紐づいており、物理ディスクを手放した場合はデジタル版を利用する権利も失うそうだ。また誰かに物理ディスクを譲渡すれば、デジタル版の利用権も引き継げるという。詳細は不明ながら、一枚の物理ディスクでデジタル版の利用権を付与できるアカウント数に制限はありつつ、ディスクを読み込ませれば対象アカウント自体は変更できるという仕様になるのかもしれない。そのほかの扱いは通常のデジタル版に準じるそうで、XBOX Play Anywhereに対応していればWindows PCで遊ぶことも可能だという。

ゲーム業界では全体として物理メディアからデジタルへの移行が進んでおり、昨日7月1日にはソニー・インタラクティブエンタテインメントが、PlayStationコンソール向けに発売される新作ゲームの物理ディスク生産を2028年1月に終了すると発表(関連記事)。任天堂もNintendo Switch 2では従来のゲームカード式とあわせて、デジタルデータのダウンロードを前提としたキーカード式を展開している。こうしたデジタル化の流れが進むなか、今回マイクロソフトがテスト開発中と報じられた機能は、物理ディスクを今後のXBOX環境で活かしやすくする仕組みとなるかもしれない。

ちなみにマイクロソフトは現在、次世代機「Project Helix」を開発中だ。同コンソールについて詳細は不明であり、The Vergeは内蔵ディスクドライブが搭載されるかどうかは完全には決定されていないと報じている。仮にProject Helixがデジタル版のみの展開となった場合でも、今回テスト開発中と報じられた機能が実装されれば、物理ディスクで所持している旧作を遊べる後方互換機能が利用できるかもしれない。とはいえマイクロソフトからの発表は現時点ではなく、実際に実装されるかは不明だ。公式発表が期待されるところである。

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Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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