Global Sites
“異常制圧”ホラーADV『俯瞰同盟』発表。「エラーを殺せる罪人」と挑む失踪事件調査、『柘榴団地』作者によるシリーズ完結作
個人サークル是々然々のきじなご氏は『俯瞰同盟』の情報を公開した。同作はPC(Steam/BOOTH)向けに2027年リリース予定。

個人サークル是々然々のきじなご氏は『俯瞰同盟』の情報を公開した。同作はPC(Steam/BOOTH)向けに2027年リリース予定。『柘榴団地』のDLCとして『柘榴団地 夜勤』の情報も公開されている。
『俯瞰同盟』は、トンネル内で失踪した調査官の足跡などを追う、異常制圧ホラーアドベンチャーゲームである。本作の舞台は、この世の理に反したおこないによって「異常存在:エラー」が発生する世界。表向きインフラ系会社を装う組織EC013対策機関が、エラー発生時には機器の故障や事故と称して調査や制圧などをおこなっていた。本作では2030年に、不老不死の調査員・陣石基(じんせきはじめ)を含む32名がトンネル内で失踪。EC013対策機関の解析官である庵傑(いおりすぐる)は、エラーを殺す力をもつ罪人・皐月夕と共に事態にあたることとなる。短期記憶が苦手な解析官と異常殺しの罪人による、異常の調査・制圧と失踪者の捜索が繰り広げられる。


主人公の庵傑は、皐月夕と共に異常と対峙していく。本作の形式は、ノベル+ポイント&クリックADVと説明されている。立ち絵やスチルの演出と共に、ノベル形式でストーリーが進行。異常と対峙し、調査・解析・制圧をおこなうパートが、画面内を調べるポイント&クリック型の仕組みで展開される。調査中は、相棒の罪人である皐月夕が単騎な性格であるため、素早く行動しないと殺されてしまうのだという。具体的には、ADVパートには行動コストが設定されている。周囲の探索や調査では行動コストを2消費。集めた情報を元にエラーの急所を探る分析では行動コストを5消費するなど、コストを消費しながら異常への対応をおこなっていく。皐月夕にエラーを殺してもらうため、まずは情報を集めて弱点を解析するのだろう。
ただし主人公の庵傑は事故により短期記憶に問題を抱えているため、重要な情報は記録する必要がある。不要な情報を記録すれば無駄なコストを消費し、重要な情報を記録しなければ分析や指示が失敗してしまう。異常との対峙では、情報の取捨選択も重要になるようだ。要素としては、選択肢によって皐月夕の信頼パラメータが変化し、分岐やエンディングに影響する。異常と直接対峙するパートとストーリーによって、異常が存在する世界と失踪にまつわる物語が描かれるのだろう。

本作は、きじなご氏による個人サークル是々然々が手がけている。過去作としては、奇妙なルールのある団地を警備する『柘榴団地』を2025年12月にリリース。同作は記事執筆時点で、Steamのユーザーレビュー23件中95%の好評率となっている。2024年8月に公開された『閏月事件』と『柘榴団地』は「EC013シリーズ」と呼ばれており、「異常存在:エラー」が存在する共通の世界が舞台となっていた。
本作『俯瞰同盟』は、きじなご氏による「EC013シリーズ」の完結編になるのだという。過去最大ボリュームの作品とされており、公称プレイ時間は20時間から25時間程度。立ち絵やスチル数も前作の600枚超からさらに増え、アニメーション演出も重要なシーンに用いられるそうだ。パワーアップした3作目となるのだろう。また関連情報としては、『柘榴団地』のDLCとして前日譚『柘榴団地 夜勤』の情報も公開。『柘榴団地』本編では昼の団地を警備していたが、夜間警備員としてアパート内での異常に対峙する3日間が描かれるそうだ。『柘榴団地 夜勤』は、9月にリリース予定とされている。
『俯瞰同盟』は、PC(Steam/BOOTH)向けに2027年リリース予定。『柘榴団地 夜勤』もあわせて、現在クラウドファンディングも実施されている。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。
