「街」オープンワールド『NTE』をひたすら綺麗に撮る“バーチャル写真家”が熱い人気。次々と生み出される超現実美麗アート写真

国内のバーチャルフォトグラファーである空箱氏が『NTE』のフォトをSNSにアップしている。クオリティの高さに注目が集まっている。

Perfect World Gamesは『NTE: Neverness to Everness』(以下、NTE)を配信中だ。同作について、国内のバーチャルフォトグラファーである空箱氏が同作のフォトをSNSにアップしている。『NTE』もともとの美しさを引き出しつつ、映画のポスターのような完成度の高い一枚絵に仕上げられた、ゲーム内フォト作品のクオリティの高さに注目が集まっている。

『NTE』は基本プレイ無料のオープンワールド・アクションRPGだ。対応プラットフォームはPC/PS5/iOS/Android。舞台となるのは、異象と人間が共存する大都市ヘテロシティだ。プレイヤーは骨董品屋エイボンに所属する“異象ハンター”として街を巡り、街に潜む異象を収容・解決していく。

(弊誌撮影)

都市型オープンワールドゲームである本作では、自由に街中を散策することが可能。異象と戦うバトル要素を離れ、平和な街歩きを堪能することもできる。ロケーションによって様変わりする景観を眺めながら散策するのも、本作の楽しみ方のひとつだ。またカメラ機能も用意されており、カメラの絞りや焦点距離、彩度や色温度などを調整したうえで撮影をすることが可能。撮った写真はもちろんPNGファイルとして保存可能。ゲーム内写真をSNSなどに投稿する活動も活発化している。

そんななかで、とある国内ユーザーが投稿している作品がひときわ高いクオリティを見せつけ、Xで大きな注目を集めている。写真の投稿をおこなっているのは空箱氏。同氏はVirtual Photographerとして活動しており、『NTE』と『鳴潮』の二作品を中心として、さまざまな写真を撮影し、Xや個人サイトにアップしている。この空箱氏がここのところ投稿している写真が、「とにかくエモい」として注目を集めているのだ。

たとえば注目を集めている作品に、こちらのフォトが存在する。この作品はヘテロシティ・ニューホランド地区の東側、ウィッシュ坂の上にある福蔭木が題材になっているようだ。福蔭木が生える小高い丘の上はもともと幻想的な美しい場所ではあるが、空箱氏のアップした画像は同氏の手腕により、絵画のような精細さに。観ただけではゲームフォトだとは思えないほどの作品に仕上がっている。

また別の作品では、『NTE』のプレイヤーが初めて手に入れる拠点、エイボンの宿舎の雨中の様子が題材になっている。雲の向こうから差し込む光と地面の水たまりの反射、そして遠くにちらつくビルの影が、エモーショナルな風景を演出している。同作のプレイヤーにとっては見慣れた風景のはずだが、切り取られた空気感は異空間のような雰囲気がかもし出されている。

そしてこちらは『NTE』のとある路地を、空箱氏が切り取った写真だ。雨に濡れるマジックアワーの路地と咲き誇る街路樹、それらを柔らかく照らす日差しが見事に写し取られている。『NTE』の光の描写もさることながら、それを巧みに切り取るバーチャルフォトグラファーの技量が活きた作品だろう。

Unreal Engine 5を利用し、街の細かなところまで作りこまれた『NTE』の風景は、そのまま遊んでも目にも楽しいのは間違いない(関連記事)。筆者のような素人が適当に撮影しても、そこそこ満足いく画像には仕上がる。しかし空箱氏のゲームフォトは同氏の技量により、さながら一枚の絵画のようなクオリティだ。日々このようなハイクオリティ画像の投稿を続ける空箱氏は、なぜ活動を始めたのか。弊誌は空箱氏に取材を申し込んだところ快諾いただき、質問に答えてもらうことができた。

――空箱さんがVirtual Photographerとして活動を始めたきっかけはなんだったのでしょうか?

空箱氏:
めちゃくちゃ恥ずかしい話なんですが【○○写真部】という存在を知り、暇つぶしになるかなと思い始めた事がきっかけです。暇つぶしに始めたつもりですが約2年程この活動を続けてこれた事に自分でも驚いております。

――当初は暇つぶしだったとは……!空箱さんはリアルでは写真を撮らないとのことですが、美しいゲームフォトを撮影する技術はどのように身につけられましたか?

空箱氏
他の方の作品を見て真似てを繰り返していき、気付いたら自分の中で「これが撮りたい!」みたいなものを見つけられるようになりました。

Image Credit: 空箱氏

――『鳴潮』も多数撮影されているようですが、なぜ『NTE』と『鳴潮』を中心に撮影されているのでしょうか?両作を題材にしている理由があればお聞きしたいです。

空箱氏:
私もなぜこの2つを中心に活動してるのかは正直わかりません。ですが、『鳴潮』も『NTE』も無料とは思えない圧倒的なグラフィックに魅了されたんだと思います。勿論グラフィックだけじゃなく世界観やキャラクター、ストーリーにも完全に沼にハマっちゃってます。

――これまで撮影してきた中で、特にお気に入りのフォト作品を教えてください!その作品のお気に入りポイントやこだわりなどもあわせてお聞きできたら嬉しいです。

空箱氏:
『鳴潮』のこのショアキーパーですかね。『鳴潮』の公式フォトコンテストで4等を取れた作品なんですけど、「儚さ」「寂しさ」みたいなものを表現したくて撮りました。

『鳴潮』 Image Credit: 空箱氏

――空箱さんの作品にはたくさんの反響が寄せられていると思いますが、特に印象に残っている反応やリプライなどはありますか?

空箱氏:
特に「映画のポスターみたい」という声が多かったですね。「綺麗」という声も「泣きそうになった」という声も頂いた事があり、とても励みになっておりました。いつも見てくださってる皆さんには感謝しております。

――数々の作品がユーザーの心を動かしてきたことがうかがえます。今後のご活動にも注目しております。ありがとうございました。

NTE: Neverness to Everness』は、PC/PS5/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。

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Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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