広島旅情百合サスペンスADV『ハイパー・ユーフォリア』5月22日リリースへ。少女たちが“超念動力”の絡んだ連続殺人を調査する、80年代PCゲーム風作品

わくわくゲームズは5月7日、『ハイパー・ユーフォリア』を5月22日にリリース予定と告知した。

パブリッシャーのわくわくゲームズは5月7日、『ハイパー・ユーフォリア』を5月22日にリリース予定と告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)。4月時点でほぼ完成したと伝えられていたが、無事にレビューを通過してリリース予定が固まったようだ。

『ハイパー・ユーフォリア』は、超念動力をもつ少女探偵たちが連続殺人事件を捜査する、80年代風のサイケデリック広島旅情百合サスペンスホラーADVである。本作の舞台は、超念動力などが存在する世界だ。202X年4月25日、埼玉県H市の水郷公園にて男の惨殺死体が発見される。死体は体の内側から破裂しており、H市警察は超念動力による殺人と判断。超念動力をもつ探偵「超力神探」へと依頼することとなった。

本作の主人公である天堂真由架と土神エリザベスは、全能私立探偵社の超力神探だ。埼玉県H市近隣で唯一の超力神探である彼女たちは、H市警察から依頼を受けて事件を調査。埼玉県の爆殺事件から始まり、山口県や広島県でも事件を追っていく。キャラクターとしては、全能私立探偵社の助手で空き缶が転がるくらいの超念動力をもつ天堂真由架、全能私立探偵社の代表で部屋の電気を消すくらいの超念動力をもつ土神エリザベス、サイキックキャットのオスカーなどが登場。超念動力をもつ少女たちによる事件調査が繰り広げられる。

彼女たちが事件を追っていく過程は、レトロADV風に展開されていく。本作は、コマンド選択型のアドベンチャーゲームとされている。プレイヤーは「見る」「調べる」「話す」など、コマンドによって主人公の行動や対象を選択。各種コマンドによって天堂真由架を動かすことで、超念動力が絡んだと見られる事件の調査を進めていくのだ。ドット絵のグラフィックや走査線なども表示された画面で、調査中の様子などを表現。FM音源を用いたサウンドも採用されている。80年代後半のPC用ADVの雰囲気を再現したというグラフィックや掛け合いに加えて、レトロなサウンドやシステムによって日本各地を巡る捜査が描かれるのだろう。ストアページによると、想定プレイ時間は3時間程度。ストーリーは全3章になっている。広島旅情と謳われており、山口県と広島県でロケハンもおこなわれてたというものの、変わったロケーションばかりが登場するそうだ。

本作は、キャット・ホイ商事合同会社が手がけている。公式サイトによると、同社は基盤の貸し出しや『タイトーLDゲームコレクション』への資料提供などを実施。2024年12月には、ファミコン用新作STG『超翼戦騎エスティーク』をリリースしてきた。

本作『ハイパー・ユーフォリア』は、そんなレトロゲームと関わりの深い同社による現行機参入記念作品となる。体験版公開時の記事によると、本作ではプレイヤーを80年代後半から90年代初頭へ連れて行く仕掛けが用意されているという。具体的には、フロッピーディスクドライブのアクセス音風SEや、CRTモニター風フィルター、8bitに加えてPro-68K風フォントなどを搭載。レトロ風の演出によって当時を思わせる作品に仕上げられているようだ。一方、公式サイトによれば、80年代のPC用ゲームらしい見た目の作品としては遊びやすい設計になっているとのこと。レトロな質感に寄せつつも、遊びやすいゲームプレイが待っているのだろう。なお本作では、『GGアレスタ』『スプリガンmark.2』などに携わってきた小玉大合体氏がビジュアルを担当。坂本慎一氏、細江慎治氏、佐宗綾子氏の3名がFM音源サウンドを手がけているという。レトロゲームの開発に関わってきたクリエイターたちが、本作のドット絵やサウンドを手がけているわけだ。

ハイパー・ユーフォリア』は、PC(Steam)向けに5月22日リリース予定だ。また本作は、体験版がSteamにて公開中。Nintendo Switch向けにもリリース予定とされている。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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