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ローグライトPvE脱出ハクスラ『Raiders of Blackveil』、大型アプデで「自由すぎるビルド」がさらに加速していた。ヒーラーが“毒殺特化”など、尖らせ強化し放題
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Wombo Gamesは5月19日、マルチプレイ対応ローグライトアクションRPG『Raiders of Blackveil』向けに「Ghoulag Update」を配信した。本作はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。
『Raiders of Blackveil』は、見下ろし型のマルチプレイ対応ローグライトアクションRPGだ。MOBAから着想を得たプレイアブルキャラクター「チャンピオン」を操作し、エリア分けされたステージの敵を殲滅しながらステージクリアをめざす。300以上存在する「パーク」と「装備品」の組み合わせ次第で、“オーバーパワー”なビルドを構築できるのが特徴だ。

昨年12月の早期アクセス開始直後は、オンラインマルチプレイの不具合などでSteamユーザーレビューが「賛否両論」となるなど、苦しいスタートを切った本作であったが、その後の丁寧なバグFixなどにより、直近の評価は持ち直しつつある。そんな中リリースされた本作初となる大型アップデートは、人気爆発の起爆剤となりうるのだろうか。本稿では「Ghoulag Update」で追加される新バイオーム、そして新システムについてのレポートをお届けする。
舞台は呪われた監獄。新バイオーム「グーラグ」は緊張感MAX
『Raiders of Blackveil』にはこれまで、屠殺場をモチーフにした「ミートファクトリー」、違法な森林採集基地をモチーフとした「収穫作業」の2種類のバイオームが存在した。今回新たに追加されるバイオーム「グーラグ」は呪われた遺跡と、そこに建つ監獄を舞台としたバイオームだ。看守や囚人の亡霊をモチーフとした10体の新規モンスター、2体のボス、新たな限定装備が登場する。

追加されるモンスターには、とどめを刺さないと時間経過で復活するものや、死亡後に追尾する魂を放って攻撃してくるものなど、最後まで油断ならない敵が多い。これまで以上に状況判断能力が問われるバトル展開となりやすい点は、非常に面白く感じた。
グーラグのフィールド上では専用ギミックの「サーチライト」がプレイヤーを警戒している。このライトに3回照らされると警戒度が上昇し、強化されたモンスターが出現するので、戦闘中は上述のモンスターだけでなく、周回するサーチライトにも警戒が必要となる。これまでのバイオームよりも立ち回りの緊張感が高い点も、グーラグのおもしろさのひとつだろう。

「チャンピオン・パーク」でアビリティが180度変化
「Ghoulag Update」では、システム面の追加も行われる。チャンピオンの持つアビリティを変化させる「チャンピオン・パーク」がそのひとつだ。これは特定のレベルに到達した際に選択できる強化要素で、遠距離射撃タイプの通常攻撃を近距離波状型の攻撃に変更するなど、アビリティに大幅な変化をもたらすことができる。
これまでも本作は、チャンピオン・パークとは別の「パーク」という死亡/撤退時に消滅するローグライク的な強化要素によって、ゲームプレイに幅を生み出していた。ランダムに入手できるパークにより、遊ぶたびに毎回異なるゲーム展開になるのは本作のおもしろさではあるのだが、チャンピオンのアクション自体は変わらないため、長期的にプレイしていると単調さを感じてしまうのも事実だった。

一方で今回登場するチャンピオン・パークには、アクションそのものを変化させるものも少なくない。たとえばベアトリスというチャンピオンのアビリティ「ロータス・フラワー」は、デフォルトでは味方にアーマーを付与するサポート技だが、「毒花」のチャンピオン・パークをとると爆発して毒ダメージを与える攻撃技へと変化する。サポート寄りのチャンピオンであるベアトリスが、毒アタッカーへと変貌するのだ。
チャンピオン・パークはチャンピオンごとに数十種類用意されており、提示された2つの候補から選択することになる。リロールは可能なものの、どのチャンピオン・パークが手に入るかはかなり運に左右されるため、取るチャンピオン・パークによっては予想外のチャンピオン運用ができるようになるのが面白い。チャンピオン・パークによってこれまで利用価値の薄かったマイナーな装備に脚光が当たることにも期待できそうだ。

パーク強化でビルドがさらにトガる
「Ghoulag Update」では既存の「パーク」システムにも変化がある。先述したように、パークは主に階層クリア時の報酬としてランダムに入手できる強化要素だ。300以上の種類があり、死亡/撤退時に効果が消えるため、毎回異なるパークで異なるゲーム展開となる。
新バージョンでは階層クリア時の報酬として出現する「アルケミー・テーブル」というイベントで、パークの強化が可能となる。たとえば、「攻撃時、25%の確率で40の衝撃ダメージを与える」といったパークが、強化後は「30%の確率で80の衝撃ダメージを与える」のように、強化段階に応じて発動確率やダメージが上昇していく。

本作ではボスを倒した後、アイテムをもって拠点に帰還するか、強化状態を引き継いでステージをもう1周するかを選択できる。これまでは周回する際に、パークが“揃いすぎて”しまって、やがてはビルドに無関係なパークをとらなければならなくなる事態が発生していた。
いわば横に広く、浅く、チャンピオンが強化されていくような印象だったわけだが、アルケミー・テーブルとチャンピオン・パークの登場により、ビルドをより鋭敏化し、縦に深い強化が可能となった。既存のビルドが強化されるだけでなく、新たなビルドを構築する余地も格段に広がっているので、ぜひチャンピオン・パークとパーク強化を使いこなし、最強ビルドを模索してみてほしい。

以上、「Ghoulag Update」の内容をお届けした。今回紹介した以外にも、コミュニティからの要望を受けて実装されるオフラインモードなど、細かなQoLアップデートも多数行われている。
なまじゲームが面白いだけに、バイオームひとつでは物足りない感は否めない。既存プレイヤーの中にはもっともっとコンテンツが欲しいという人もいるだろうが、今後も夏から冬にかけて、5体の新プレイアブルキャラクター、2か所の新バイオームの実装が予定されているので注目してみてほしい。
『Raiders of Blackveil』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。価格は2300円で、日本語表示にも対応している。
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