協力マルチ対応ローグライク『Rotwood』Steamで絶好調スタート。『Don’t Starve』開発元による、森のモンスターを一掃し拠点を発展させるアクション

Klei Entertainmentは4月25日、『Rotwood』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は、さっそく多くのプレイヤーを集め好評を得ている。

デベロッパーのKlei Entertainmentは4月25日、ローグライク・アクションゲーム『Rotwood』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は、さっそく多くのプレイヤーを集め好評を得ている。


『Rotwood』は、ソロプレイおよび最大4人でのローカル・オンライン協力プレイに対応するローグライク・アクションゲームだ。舞台となる森Rotwoodでは、凶暴化したモンスターが現れ混乱に陥っており、プレイヤーは安住の地を守るために戦う。また、森のどこかにはモンスターに襲われ取り残された仲間がおり、彼らの救出を目指すことにもなる。

森は、小さなアリーナステージのようなエリアが組み合わさって構成されており、ステージ内の敵をすべて倒しては、次のステージを選択して向かうかたちで進行。その先にはボスが待ち受ける。プレイヤーは、装備した武器の弱・強攻撃や多彩なコンボ、スキルを駆使し、またステージ環境も活用して多数の敵と戦う。敵を一掃すると、ランダムに複数提示された中から強化アイテムを1つ獲得可能だ。指定条件にて特定のステータスが一時的にアップしたり、追加攻撃が発生したりなどの強化が存在する。

森にはショップのエリアもあり、防具や回復ポーションなどを購入可能。防具は防御力がアップするほか、種類により特定の効果が付加されていることもある。そして死ぬと道中での強化を失い、拠点のキャンプからやり直し。拠点では、新たな武器のアンロックや、スキルツリー形式での恒久的な強化などが可能。また、森にて仲間を救出すると拠点が発展していき、たとえば装備の強化などをおこなえるようになる。


Steamでの早期アクセス配信が開始されてからおよそ12時間が経った本稿執筆時点で、同時接続プレイヤー数は一気に8000人を突破(SteamDB)。なかなか盛況だといえるが、確認するたびに数値が増加しているため、まだまだ伸びる可能性が高そうだ。一方ユーザーレビューはというと、約300件が投じられた内の98%が好評とする「非常に好評」ステータス。この調子でレビュー数が増えれば、「圧倒的に好評」ステータスも狙えるかもしれない。

レビューでは、スキルベースのゲームプレイにおける操作の手触りの良さや、キャラクタービルドの多彩さなどが言及。既存のさまざまな人気作を挙げ、それらの良いとこどりをしているという指摘も少なくない。また、『Don’t Starve』や『Oxygen Not Included』などを手がけたKlei Entertainmentの最新作とあって、期待していたファンが多かった模様。同スタジオらしい手描きイラスト調ビジュアルも、かわいいと好評である。


現時点で本作は、4種類の森の環境、4種類の武器クラスなどが収録された状態にあり、今後1年から2年かけてさらに開発が続けられる計画。そのなかで、さらなる環境や武器、その他装備品、ボス、キャラクターカスタマイズなどのコンテンツが拡充されていくとのこと。Mod対応や対応言語の追加も予定しているそうだ

『Rotwood』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。5月9日までは10%オフの1170円で購入可能だ。ちなみに、今後アップデートにてコンテンツが追加されていくなかでは、段階的に価格が引き上げられる予定となっている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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