『Cult of the Lamb』と『Don’t Starve Together』がコラボ、ダブルでアプデ配信開始。羊教祖に「食事・睡眠」が必要になる新ゲームモードなど登場

 

パブリッシャーのDevolver Digital/デベロッパーのMassive MonsterおよびKlei Entertainmentは日本時間8月22日、『Cult of the Lamb』と『Don’t Starve Together』のコラボレーションを正式発表し、アップデートを配信開始した。それぞれの作品にクロスオーバーでキャラクターやアイテムなどが登場する。


『Cult of the Lamb』においては、まず『Don’t Starve Together』のプレイアブルキャラクターであるWebberが登場した。『Cult of the Lamb』におけるWebberは、プレイヤーの教団に入団させることが可能となっている。Webber解放後は本作の新しいゲームモード「Penitence mode」が解放可能となる。

Penitence modeは、『Don’t Starve Together』で重要なサバイバル要素である「空腹」と「睡眠」パラメーターを本作に実装するものだ。両パラメーターは食事や睡眠を取らなければ徐々に低下していき、パラメーターが一定値を下回るとプレイヤーはカウントダウンごとにダメージを食らうこととなる。なおPenitence modeではPermadeath mode同様に、一度死んでしまうと蘇生は不可能。教団の管理だけでなく、自分自身の体調にも気を配らなければならないというハードコアモードとなっているわけだ。

なおこのたびの『Cult of the Lamb』のアップデートでは、新信者や新モード以外にも、新たなデコレーションアイテムが追加されている。新たに追加されたデコレーションは、すべてコラボ先である『Don’t Starve Together』に出てくる建築物をモチーフとしている。『Don’t Starve Together』のエッセンスが隅々まで行き渡るアップデートとなっているようだ。


『Don’t Starve Together』においては、『Cult of the Lamb』で教団の長であるプレイヤー羊自身が登場。プレイヤー羊の可愛らしいスキンが追加されたほか、『Cult of the Lamb』の特徴的ともいえる「王冠」のデザインが随所に確認できる。アイテムの「王冠」はオアシスの池から取れる、濡れたポーチのなかから獲得可能。王冠は砂漠地帯にいるAntlion(ウスバカゲロウ)に渡すことで、新たな設計図と交換することができる。

新たに追加された王冠の取引にあわせてAntlionの平和的パラメーターにも調整が実施されている。Antlionが平和的になる期間がThermal Stoneで4日、Beach Toyで3日に変更された。また、Beach ToyおよびDesert Gogglesの設計図を濡れたポーチのなかから発見できる確率が上方修正されている。

『Don’t Starve Together』はアップデートにあわせて、ログイン報酬やTwitch経由のドロップアイテムの詳細も公開。いろいろな方法で『Cult of the Lamb』の世界観を『Don’t Starve Together』の世界に招き入れているようだ。


『Cult of the Lamb』はPC(Steam/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中。『Don’t Starve Together』はPC(Steam)/Nintendo Switch向けに発売中だ。現在、Steamではセールも実施中。『Cult of the Lamb』は35%オフの1670円で、『Don’t Starve Together』は66%オフの503円で販売されている。