Global Sites
「アヒルを大量生産して穴へ捧げる」Steam物理演算ゲーム『Project P.I.T.T.』、8月19日配信へ。“YouTubeでバズった”狂気の話題作、底なし不穏インターン
Pretty Soonは7月23日、『Project P.I.T.T.』を8月19日に配信開始すると発表した。

パブリッシャーのPretty Soonは7月23日、個人デベロッパーのFroke氏が手がける『Project P.I.T.T.』を8月19日に配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、現在はデモ版が配信中だ。
『Project P.I.T.T.』は、企業施設を舞台とする一人称視点のサンドボックス・インクリメンタルゲームだ。プレイヤーは新入りのインターン「Pitt」となり、ゴム製のアヒルをはじめとする製品を量産して、施設中央に鎮座する底なしの穴「Maw」へ投入し続ける業務に従事する。磁石や扇風機などを使って生産ラインを組み上げ、コンボをつなげて利益を得ながら、より多くの製品を穴へ送り込んでいくのだ。

ゲームプレイは、作業台で製品を生産し、「Maw」へ投げ落とすことで進行する。投入間隔を短く保つことでコンボが発生し、獲得できる利益が加速。得た資金はアップグレード端末で消費し、製作速度や製品の価値、コンボ倍率、アイテム投擲能力などを強化できる。さらに作業を進めることで、磁石や扇風機、パネル、モップ、発射装置といった道具がアンロック。手作業で製品を運ぶ段階から、物理演算の挙動を活かした生産ラインを組み立てて全自動化を目指していくわけだ。

生産が進むにつれて「Maw」は成長し、施設内の新たなエリアやより奇妙な製品が開放されていくという。正式版ではデモ版で遊べる初期フェーズに加え、3つの新フェーズが追加予定。13種類の玩具、8種類の道具、3種類の新製品が実装され、さらには「ギャンブル要素」なども登場するようだ。また、無機質なコンクリートと工業照明で構成されたブルータリストPSX風の空間には、安全ポスターや監視カメラが配置されており、施設内を探索することで、企業や業務の裏に隠された謎にも触れられるという。

本作のデモ版は6月10日より配信開始され、Steamユーザーレビューは本稿執筆時点で200件中91%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。デモ版では、磁石や扇風機などを組み合わせ、ゴム製のアヒルを「Maw」へ自動で運ぶ装置を自由に構築できる。手作業で一つずつ投げ込む段階から、製品を連続投入してコンボを伸ばす生産ラインへと発展していく流れが特徴だ。また、アヒル投入業務の裏で、勤務先や「Maw」の正体をめぐる謎が示されていき、不穏な雰囲気が漂う点も持ち味となっている。アップグレードに必要な資金が多く進行が遅い点や、壁抜けなどの不具合、コンボを容易に増幅できる仕様を指摘する声もあるものの、全体としては物理挙動を利用した自由な装置づくりと、奇妙な企業施設を探る要素が好評を博している。

なお本作はデモ版公開前から注目を集めており、デモ版の公開に先駆けてitch.ioで配信された初期バージョンは6万5000ダウンロードを記録。Steamのウィッシュリスト数は約7万5000件に達しているという。また、チャンネル登録者数859万人のGrayStillPlaysや115万人のImCadeといったYouTubeチャンネルにも取り上げられ、関連動画の総再生数は1000万回を超えているようだ。製品を量産して謎の穴に捧げる“業務”が、正式版でどのように拡張されるのか期待したい
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。


