非対称PvPサバイバルホラー『Level Zero: Extraction』プレイテスト盛況。争い合う人間たちをエイリアンがつけ狙う「四つ巴」大混戦

 

tinyBuildおよびDOGHOWL Gamesは非対称型サバイバルホラー『Level Zero: Extraction』のクローズドベータテスト(CBT)を3月15日に開始した。CBTは3月18日までの開催を予定している。CBTの対応プラットフォームはPC(Steam)。なお製品版ではPlayStationおよびXboxにも対応する見通し。ゲーム内は日本語表示に対応している。


『Level Zero: Extraction』はPvPvPvEと標榜されている非対称型サバイバルホラー・シューターだ。ゲーム内では人間側とモンスター側に分かれ、それぞれ脱出とせん滅を目指す。人間側は最大3人の傭兵で構成されるチームが3部隊参加。武器やガジェット、研究データ、クラフト資源といった戦利品を求めてさまざまな施設などを探索し、脱出を目指す。一方でモンスター側のプレイヤーは2匹のエイリアンとなり、傭兵たちを全滅させることが目標となる。

探索にあたっては制限時間が存在する。そして戦利品や脱出ポイントには限りがあるため、傭兵側となる3チームは敵対することもあるだろう。人間たちはピストルやマシンガンだけでなく、バットやハンマーなどの近接武器、手榴弾といったさまざまな装備を活かして戦う。エイリアンはその混乱に乗じて傭兵たちを襲うことになるのだ。壁越しに傭兵の位置をスキャンしたり、通気口の中を通ったりすることで巧みに襲いかかろう。とはいえエイリアンにも光という弱点が存在する。人間側は懐中電灯やフレア、グロースティック(ケミカルライト)といった光源を活かし、エイリアンに立ち向かうこととなる。


そんな本作について、日本時間3月15日21時からCBTが開催されたかたちだ。期間は現地時間3月18日までとなっている。CBTはSteamのストアページにてアクセス権をリクエストした人に順次許可がおこなわれている。CBTではSouth Pole Research Facility(南極研究施設)のマップが遊べるようで、ガジェット、アイテム、武器の購入も可能となっている。

そして本作はCBT開催からさっそくプレイヤーが集まり、盛り上がりを見せているようだ。SteamDBによれば、CBT開催からプレイヤー数が増加。日本時間3月16日にはピーク時で同時接続プレイヤー数2628人を記録した。新規作品のベータテストとして、なかなかの注目を集めているようだ。複数のストリーマーによってプレイ動画の配信もおこなわれており、これも注目度を高めているかたちだろう。ホラー色強めな雰囲気や傭兵側同士で敵対するシステムなどが持ち味とされて、一定の評価を獲得しているようだ。

本作は2022年にトレイラーが公開され、2023年に登場予定とされていた。それが延期を経て2024年内にリリース予定となり、今回CBTとして登場したかたち。今後のリリースに向けた動きも注目されるところだろう。なお本作には公式Discordサーバーも用意されており、CBT参加者は加入が推奨されている。一緒に遊ぶプレイヤーを探す際に活用できるだろう。

『Level Zero: Extraction』はPC(Steam)/PlayStation/Xboxにて2024年内にリリース予定だ。クローズドベータテストは3月18日まで、Steamにて開催している。