滑らか剣戟SFアクション『Meridian Gate』発表。『SEKIRO』から影響を受ける2Dアクション、ビーム剣で弾いて敵を斬る

Final Scene Devは2月16日、『The Meridian Gate』を発表した。『Sekiro: Shadows Die Twice』の影響を受けているという2Dアクションアドベンチャーゲームだ。

デベロッパーのFinal Scene Devは2月16日、『The Meridian Gate』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switchで、2024年6月にリリース予定。


『The Meridian Gate』は2Dアクションアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、崩壊し沈みつつある現代風の都市。街の中心にはThe Eternal Lighthouseと呼ばれる奇妙な灯台があり、灯台の頂上には偉大な力が隠されているという伝説があった。プレイヤーは灯台を守る影たちと戦い、廃墟と化した街をくぐり抜け、光り輝く塔の頂上を目指す。

本作の戦闘は、公式説明によると『Sekiro: Shadows Die Twice』から影響を受けているという。プレイヤーはビームで作られた剣を装備しており、振るうことで多くの攻撃を弾くことが可能。一定回数攻撃を弾けば敵の武器を破壊し、一時的に無防備な状態にできる。無防備になった敵には専用モーションで攻撃して大ダメージを与えられるようだ。


武器を振るうのにはスタミナを消費するが、間接攻撃を弾くことでスタミナが回復する。スタミナを管理しつつ、積極的に敵の攻撃を弾いていく戦闘システムとなるようだ。一方、青いビームの武器による攻撃は弾くことができないという。強敵は弾き可能な攻撃とそうでない攻撃を織り交ぜてくるため、パターンを覚えて的確に対処する必要があるとのことだ。

また本作にはアイテムやアップグレード要素も用意されている。公開されたトレイラーではグレネードや銃のような装備のアイコンが確認できるほか、捕まって滑空できる小型のヘリのようなアイテムや、青い光になって長距離を高速で移動するスキルらしきものが確認できる。またNPCと共闘しているシーンなども存在。さまざまな要素を駆使して強敵との戦いを制し、崩壊した街を探索していくことになるのだろう。


本作を手がけるFinal Scene Devはオーストラリア・シドニーに拠点を置く個人開発スタジオだ。過去には『Biomass』を制作している。同作は本作『The Meridian Gate』と世界観を同じくしており、Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で90件中84%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。グラフィックとサウンドを合わせた世界観の演出や戦闘システムなどが好評を得た。

なおSteam公式ニュースによると、本作『Meridian Gate』は、『Biomass』を所有しているユーザーには無料で提供されるという。『Meridian Gate』リリース日以前に『Biomass』を購入したユーザーが対象になるとのこと。詳細は追っての発表になるという。前作も含めて興味のある方は、『Biomass』を購入して本作のリリースに備えておくのもよいだろう。

『The Meridian Gate』はPC(Steam)/Nintendo Switch向けに、2024年6月にリリース予定だ。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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