『崩壊:スターレイル』アプデで「フォフォ」のオート挙動改善。厄払いを積極的に獲得してくれるように

 

HoYoverseは2月6日、『崩壊:スターレイル』Ver.2.0を配信。あわせてパッチノートを公開した。その中で、フォフォのオート戦闘のスキル発動ロジックが変更されたことが明かされている。


『崩壊:スターレイル』は、HoYoverseブランドより展開されている、スペースファンタジーRPGである。本作では、『原神』より培ったシステムやUIを踏襲しつつ開発された、ターンベースの戦闘が繰り広げられる。ゲージを消費する必殺技やパーティー共有のSPを消費する戦闘スキルなどを駆使して、戦いを進めていくのだ。

フォフォは、Ver1.5で実装されたキャラクターだ。仙舟「羅浮」の十王司見習い判官であり、尻尾に取り憑いたシッポと共に戦闘に参加する。本作では貴重な回復役となる豊穣キャラで、かつデバフ解除スキルも所持。非常に頼りになる存在だ。しかしフォフォには弱点があった。それは、オート挙動にすると戦闘スキルがあまり発動されないことにある。


フォフォの戦闘スキル「霊符・護身」は、指定した味方のデバフを1つ解除し、その味方および隣接味方を回復。さらに戦闘スキルを発動した場合には、天賦によりフォフォが「厄払い」を獲得。この「厄払い」はターン経過で消失するものの、有効な際には味方のHPが回復されたり、回復に際してデバフが解除されたりする。その場回復+デバフ解除だけなく、前もって回復+デバフ解除の用意をできるというのも使いやすさのひとつ。戦闘スキルだけでなく厄払いでも回復が有効なキャラなのだ。

しかしながら、これまでのオート挙動ではフォフォはあまり戦闘スキルを発動しなかった。HPががっつり減った際には使うものの、先がけはなし。フォフォは星魂1を取得していれば厄払いに速度アップ効果が付与するため、なおさら発動の重要性が高いが、それでも戦闘スキル消費は消極的であった。


しかし今回のアップデートによって、オート戦闘におけるフォフォのスキル発動ロジックが変更された。筆者の星魂1・モチーフ武器もちのフォフォをオートで試したところ、戦闘の最初のターンに戦闘スキルを発動し、厄払い状態となった。決定的ともいえる変更である。細かいロジックは検証していないものの、所感としてはかなりオートで扱いやすくなった印象だ。フォフォの価値がさらに上がることだろう。

『崩壊:スターレイル』においては、アップデートに際してさまざまなキャラのAIロジックが変更されている。前回のアップデートではペラのオート挙動が変更(関連記事)。ペラは「戦闘スキル使い過ぎだったので使用頻度減少」だったことに対し今回のフォフォは「戦闘スキルをもっと使うように変更」と方向性の異なる調整である。ブローニャや停雲のように、幾度もの調整を経てオート発動挙動が合理的になるキャラもいるため、フォフォの動きについても、今回のアップデートにおけるフィードバックを受けながら調整されていくだろう。


ちなみにパッチノートにはフォフォの調整以外にも、「キャラクターのオート戦闘における、味方に対してスキルを発動する時のロジックを調整しました」「味方に対して一部スキルを手動で発動する際の、デフォルトターゲットの選択ロジックを調整しました」との記載あり。いろいろ調整されているようなので、どの程度変更があるのか確かめてみるのもよさそうだ。

『崩壊:スターレイル』は、PC/PS5/モバイル向けに配信中だ。