『FF14』大型拡張ディスク「黄金のレガシー」新情報発表。新ジョブ「ピクトマンサー」や、近未来風の新フィールドが公開

 

スクウェア・エニックスは1月7日、『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FF14』)のリアルイベント「FINAL FANTASY XIV FAN FESTIVAL 2024 in TOKYO」にて、大型拡張ディスク「黄金のレガシー」の最新情報を発表した。


「黄金のレガシー」の舞台はエオルゼア西方に位置する新大陸「トラル」。光の戦士は、その大陸からとある人物の来訪を受ける。そこで依頼されたのは、新たなる王を決める「継承の儀」への助力だった。その「継承の儀」に関係するといわれる「幻の黄金郷」に惹かれた光の戦士は、アルフィノ、アリゼー、エレンヴィルとともに海を渡り、“暁”を二分しての苛烈な王位継承レースに挑むこととなる。舞台となるトラル大陸では、新たなプレイヤータウンであるトライヨラを中心にトラル大陸の南北をまたいでの冒険となるようだ。

発売日については「暁月のフィナーレ」での延期経験をふまえて慎重に発表したいとのこと。2024年夏の発売予定に変更はないものの、詳細な日程は後日公開されるそうだ。


新たなジョブとして、「ピクトマンサー」が発表された。絵筆に似た魔具「筆」を駆使する遠隔魔法DPSで、「絵画魔法」を操るジョブとなるという。描いた生物や武器、さらには風景すらも具現化し、絵を描くために詠唱時間を要するが、それを補うための無詠唱魔法やアビリティも所持しているという。

「ピクトマンサー」はパーティを強化するような魔法も修得するようだ。サポートジョブというわけではないが、黒魔道士のように攻撃特化ではないとのこと。一方で、同じ遠隔魔法DPSでは召喚士と赤魔道士が所持している、他メンバーを蘇生するような魔法はもっていないそうだ。


また、「ロスガル」女性としてウクラマトというNPCが登場するようだ。彼女は1月16日にリリースされるパッチ6.55実装のメインクエストから登場する。また、女性の実装が切望されていたロスガルだったが、パッチ7.0以降はプレイアブルキャラクターとしても使用可能となる。


新フィールドのウォークスルーが公開されると同時に、「ソリューション・ナイン」「ヘリテージファウンド」という新ロケーションも発表された。「ソリューション・ナイン」はトライヨラとはまったく異なる文明によって築かれた摩天楼都市で、近未来的なサイバー風の都市が実装される。これまでの『FF14』にはないSF的な都市となるようだ。

「ヘリテージファウンド」については、蒸気機関を備える列車が走るアートが公開されている。異常なほどの雷気に満たされた地域で、分厚い雷雲に阻まれて陽光がほとんど差し込まない地域となるそうだ。


新たに発表された生活系コンテンツ「コスモエクスプローラー」ではさまざまな惑星を訪れることができるようだ。多くのプレイヤーと力を合わせて多くの惑星をめぐるコンテンツとなるという。


新たな8人レイドとして、「至天の座 アルカディア」が発表された。コンセプトアートには新フィールドとして紹介された「ソリューション・ナイン」にも似た近未来的な風景が描かれており、中央に鎮座する特徴的な塔が舞台となる、『FF14』完全オリジナルストーリーが展開される。


新たな絶シリーズレイドについても発表された。パッチ5.Xシリーズのレイドコンテンツ「希望の園エデン」を高難易度化したものになるとのこと。「絶もうひとつの未来」と題され、シビアなバトルが展開されるようだ。パッチ7.1リリース予定とのこと。

そのほかにも多人数でフィールドを攻略するフィールド探索型のコンテンツや、新たなリミテッドジョブ「魔獣使い」も開発中だそうだ。これらの詳細については続報をお待ちいただきたい。『FF14』大型拡張ディスク「黄金のレガシー」は2024年夏発売予定だ。

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