混沌疫病世界アクションRPG『No Rest for the Wicked』発表。“圧倒的に好評”『Ori』シリーズのスタジオが一転、3Dアクションとして打ち出す

 

Private Divisionは12月8日、『No Rest for the Wicked(ノー レスト フォー ザ ウィケッド)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびPS5/Xbox Series X|S。Steamストアページ表記によると、日本語表示にも対応予定。


『No Rest for the Wicked』はアクションRPGだ。舞台となるのはファンタジー世界。この世界では国王が崩御し、傲慢で未熟なマグナスに王位が継承されるという混乱が巻き起こった。そして追い打ちをかけるように千年前に姿を消したはずの疫病「ペスティレンス」が復活。大陸中に蔓延し、触れるものすべてを蝕んでいった。主人公は、ペスティレンスを打ち破る誓いを立てた聖戦士セリムのひとり。困難に立ち向かい、大陸に蔓延る悪を打ち破ることを目指す。

トレイラーを見るに、本作は見下ろし型のアクションRPGとなるようだ。武器には種類があり、重さに応じたスピードや技など、それぞれ特徴をもっているという。またルーンで武具に魔力を付与したり、アーマーをクラフトしたりといった装備の強化要素もあるそうだ。そのほか町の海岸で釣りをしたり、物件を購入したり農業をするといった要素も用意。またキャンペーンにはオンラインCo-opモードもあり、最大4人で協力プレイすることも可能だそうだ。

本作を手がけるのはMoon Studios。過去には2Dアクションゲーム『Ori and the Blind Forest』および『Ori and the Will of the Wisps』の開発を手がけたスタジオだ。両作ともに本稿執筆時点でSteamユーザーレビューで「圧倒的に好評」ステータスを獲得。幻想的な世界観や物語のほか、メトロイドヴァニアとして展開される2Dアクションゲームとしてのクオリティも評価を受けていた。『No Rest for the Wicked』では一転して3D見下ろしアクションRPGとなり、さらにダークな世界観が描かれるようだ。グラフィックは3Dながら絵画のような美しいアートスタイルは健在。『Ori』シリーズを手がけたMoon Studiosの新たな挑戦を楽しみにしたい。

『No Rest for the Wicked』はPC(Steam)およびPS5/Xbox Series X|S向けに発売予定だ。