オープンワールド都市RPG『Project Mugen(仮)』正式発表。最大4人プレイ対応、広大都市をパルクール・乗り物で探索しつつ超能力バトルする基本プレイ無料作品

 

NetEase Gamesは8月24日、都市型オープンワールドRPG『Project Mugen(仮)』を正式発表した。対応プラットフォームはPC/PS4/PS5およびモバイルで、基本プレイ無料にて提供予定(一部アイテム等課金あり)。配信時期は未定だ。


『Project Mugen(仮)』は、NetEase Gamesと、同社開発スタジオThunder Fire Studioの子会社NAKED RAINが共同開発する都市型オープンワールドRPGだ。ソロプレイおよび最大4人でのオンラインマルチプレイに対応。都市伝説が現実となり、人間と超自然的存在が共存する地球によく似た世界を舞台とし、プレイヤーは「インフィニットトリガー」と呼ばれる超能力者になり、都会の楽園を脅かす異常や超常現象に立ち向かう。このなかでは、それぞれの物語を背負うさまざまな超能力者とチームを組み、人類を危機にさらすカオスと対峙することになるという。

本作には、都会を舞台にした広大なオープンワールドマップが用意され、ネオンライトに彩られたナイトライフから平穏な公園まで、豊かな都市生活を体験できるさまざまなロケーションが存在。プレイヤーは、基本的な移動能力としてパルクールやスイング、壁登りなどが可能で、超高層ビルを登ることもできる。ほかに、車などの乗り物をつかまえて乗り込んだり、地下鉄に潜り込んだりしながら都市を探索することとなる。

上述したパルクールなどの移動システムには、スタミナ制限などは存在しないとのこと。また、キャラクターのひとりタフェーは、専用の乗り物である騎乗式ハンマーを持っており、戦闘にも使用可能。ほかにも、ジェット式リュックやスケートボード、バイクなど特殊な乗り物を持つキャラクターが登場するそうだ。公式サイトではタフェーのほかに、バンシー、アーラン、メカニカ、ティラといったキャラクターが紹介されている。



モンスターとのバトルでは、最大4人のキャラクターでチームを組みリアルタイム制バトルシステムにて戦う。各キャラクターは所有する武器や戦闘スタイルが異なり、たとえば火を吹くバットや、サイズを変更できるヨーヨーなどユニークな武器も存在するそうだ。また各キャラクターの異なる特性は、互いにシナジー効果をもつという。ほかにも、念力を使って周囲のオブジェクトを操ったり、地形を活かしたりしてバトルを有利に進めていくことが重要となる。

本作ではこうした探索やバトルだけでなく、普段の都市生活も楽しめるという。発表では、商店街で仲間と映画を見てショッピングしたり、“存在しない”メイドの館を探しに行ったり、ゲームセンターで没入型体験ができるアーケードゲームに挑戦したりといったことが紹介されている。その際には、“スマホの残高”に気をつけなければならないとのことで、ゲーム内通貨を消費して楽しめるアクティビティが用意されるようだ(PlayStation.Blog)。


『Project Mugen(仮)』は、PC/PS4/PS5およびモバイル向けに基本プレイ無料にて提供予定。配信時期は未定だ。公式サイトでは事前登録の受付が開始されている。