『ポケモンSV』大型DLC「前編・碧の仮面」9月13日配信へ。カジッチュ、ジュラルドン進化の新ポケモンなど続報いろいろ発表

 

株式会社ポケモンは8月8日、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(以下『ポケモンSV』)の大型DLC「ゼロの秘法」の「前編・碧の仮面」を9月13日に配信開始すると発表した。なお本作の対応プラットフォームはNintendo Switch。

https://www.youtube.com/watch?v=PH–UfpfeSs


「ゼロの秘宝」は「前編・碧の仮面」と「後編・藍の円盤」から構成される、『ポケモンSV』の大型DLCだ。本編の舞台であったパルデア地方を飛び出し、「前編・碧の仮面」では林間学校がおこなわれる地であるキタカミの里へ、「後編・藍の円盤」では大部分が海の中にあるというブルーベリー学園へ向かうことになる。

このたび「前編・碧の仮面」が9月13日に配信開始となることが発表された。前編の舞台となるキタカミの里は、田園の広がるロケーションだ。この地にはイイネイヌ、マシマシラ、キチキギスが、キタカミの里を悪い鬼から守ったという伝承が伝わっているそうだ。主人公はこの地でゼイユとスグリの姉弟と出会い、里に伝わる昔話を紐解く冒険を繰り広げることになる。村では屋台で賑わうオモテ祭りが開催されているほか、鬼退治フェスなるミニゲームも存在。ミニゲームでは基礎ポイントを増やすことができる各種餅も入手できるという。

なお前編では既存ポケモン・カジッチュの進化形である新ポケモン・カミッチュが登場。映像ではスグリが繰り出しているシーンも見られた。また本DLCでは自撮り機能も進化。「ロトりぼう」により、広がったアングルで撮影がおこなえるそうだ。


今回の映像では「後編・藍の円盤」の新情報も紹介された。後編で主人公はシアノに紹介されて姉妹校ブルーベリー学園に交換留学。同学園内には亜熱帯のサバンナ、トロピカルなコースト、岩場のキャニオン、寒いポーラの4エリアからなるテラリウムドームが存在。エリアごとにさまざまなポケモンが生息しているという。

また同学園には四天王のタロ、アカマツ、ネリネ、カキツバタが君臨するブルベリーグが存在。カキツバタのパートナーとして既存ポケモン・ジュラルドンの進化形である新ポケモン・ブリジュラスが登場する。さらに後編では四天王に挑むためのチャレンジが存在し、コライドン・ミライドンが飛行能力を得て遊べるミニゲームが用意されているようだ。


さらに学園にはリーグ部という部活動があり、部室を飾り立てられる要素も登場。ポケモンボールの投球フォームを手に入れて変えられる。部室にパルデア地方のトレーナーを特別講師として招き、交流やバトルをおこなえるそうだ。

そのほか今回の映像では、ライコウおよびコバルオンのパラドックスポケモンと見られる新ポケモンたちも確認可能。首が長くなったライコウや、メタリックなフォルムのコバルオンが登場していた。また映像では、DLC「ゼロの秘宝」における物語は本編の舞台・パルデア地方に繋がっていくと明かされている。新たなポケモンだけでなく、描かれる物語についても期待しておこう。


ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』DLC「ゼロの秘宝」の「前編・碧の仮面」は9月13日に配信予定。「後編・藍の円盤」は2023年冬に配信される見込みだ。