デベロッパーのMADFINGER Gamesは5月4日、『Gray Zone Warfare』の売上が50万本を突破したと発表した。同作は4月30日に早期アクセス配信が開始されており、リリースから4日での大台達成となった。
『Gray Zone Warfare』はリアリティを重視したと謳われている、オープンワールドMMOFPSだ。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は税込3900円。プレイヤーは3社のPMC(民間軍事会社)が互いに争う架空の東南アジアの島にて、軍事行動をおこなう。
島には1000人のAI兵士が存在しており、最大48名のプレイヤーが同じサーバーにアクセスしてプレイする。対人要素はオンとオフのサーバーが用意されている。リアリティを演出するシステムが用意された世界にて、ヘリなどに乗り込んでシームレスに島を探検。敵の装備などを漁りつつ任務をこなしていくことになる。
本作は4月30日に早期アクセス配信が開始され、多くのプレイヤーを集める好調なスタートとなっている。Steamでの同時接続プレイヤー数は、連日約6万人を記録(SteamDB)。ユーザーレビューでは本稿執筆時点で、約2万件中67%が好評とする「賛否両論」ステータスである。最適化やサーバーなどに課題があるとして不評も寄せられているものの、ゲームコンセプトなどが評価され多くのプレイヤーが集まる盛況となっている。
そんな本作の売上が50万本を突破したことが、開発・販売元のMADFINGER Gamesより、5月4日に報告された。発売から4日での大台達成となったという。またゲーム本体だけでなくDLCの売上も好調なようで、複数用意されているDLC Editionも25万本売り上げているとのこと。本稿執筆時点でも本作はSteamでの全世界売上ランキングにて2位となっており、発売以来好調な売れ行きが続いているようだ。
また開発元はプレイヤーに対して感謝の言葉を述べるとともに、本作の改善に取り組む姿勢を改めて強調。約束を果たすために前に進み続けると伝えている。サーバー問題など課題もありつつも、多くのプレイヤーから期待を集めている本作の今後の発展が期待されるところだ。
『Gray Zone Warfare』はPC(Steam)向けに、早期アクセス配信中だ。価格は税込3900円。