全破壊物理演算バトルアクション『Hammer of Virtue』Steamにて8月7日配信へ。ハンマーで世界を砕き、敵をぶちのめす

 

デベロッパーのNo Pest Productionsは7月11日、物理アクションゲーム『Hammer of Virtue』を8月7日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応する。価格は19.99ドルとのことなので、Steamの基準にて2300円程度に換算されるだろう。

『Hammer of Virtue』は、ハンマーと“マップ内の環境”を武器にして戦う物理アクションゲームだ。本作の世界では、「科学の自由」と呼ばれる小規模なテロリスト集団が、地球上にフォースフィールドを設置。それに対抗する「統一領域」は、主人公にハンマーと不滅の鎧を与え、この脅威を阻止するための任務に当たらせる。邪悪な科学者によって制御されているという、さまざまな動物やロボットと戦うのだ。

本作には、廃墟や工事現場、森林地帯など20種類以上の環境のステージが収録され、各ステージでは次々に現れる敵に立ち向かうこととなる。敵には、剣を装備した猿や、頑強な装甲に身を包んだ熊、あるいはサイボーグのような恐竜やロボットなど、さまざまなタイプが出現。それらに対しプレイヤーは、パリイにて攻撃を受け流し、ハンマーを振り回して打ちのめしていく。本作はスキルベースのゲームプレイが採用されており、プレイヤーの実力のみが勝利へのカギとなる。


本作の大きな特徴として、ステージ内のあらゆるオブジェクトが破壊可能。建物から生えている木々まで、ハンマーで殴ればバラバラに破壊されていくのだ。そうして砕けたオブジェクトをさらにハンマーで叩くと高速で吹っ飛んでいき、敵にぶつけることで攻撃も可能。また敵自体もハンマーで吹き飛ばし、別の敵への攻撃とすることもでき、乱戦においてはカオスなバトルが展開されることだろう。

なお、本作は画面分割でのローカルマルチプレイに対応し、協力プレイでは専用のステージが10種類収録。また、対戦のデスマッチモードも用意され、同モードでは両プレイヤーがそれぞれ先述した動物キャラクターなどを含めた軍隊を率いて戦うこととなる。

『Hammer of Virtue』は、PC(Steam)向けに8月7日配信予定だ。Steamでは現在体験版が配信されている。また本作はPS5版も開発されており、こちらは2024年配信予定とのことである。