『原神』に“地下マップなどの階層別マップ表示機能”実装へ。任務システム改善など、遊びやすさ上げるアプデ内容公開

 

原神』を手がけるHoYoverseは6月20日、同作の今後のアップデートについて明かす開発チームQ&Aを公開した。階層別マップや、任務に関するナビゲーションの改善など、きたるアップデートでの実装要素が紹介されている。

『原神』はmiHoYoが開発し、HoYoverseブランドより展開中の基本プレイ無料オープンワールドアクションRPGだ。プレイヤーは7つの国と元素が存在する世界テイワットを舞台に、主人公である旅人となって相棒のパイモンと共に世界を冒険していく。本作では5月24日にアップデートVer.3.7「決闘!召喚の頂!」が配信開始され、新プレイアブルキャラ綺良々が登場した。

今回、開発チームより今後本作に実装予定の要素が明かされている。まず、次期アップデートVer.3.8ではいわゆるクエストシステムにあたる任務についての改善がおこなわれる予定。「目標地点とプレイヤーキャラの距離が離れている場合には追跡ボタンで自動的にマップを開く」「一部任務の並び順を調整し、プレイヤーの注意を促す赤い点の表示方式を改善」といった変更がなされるようだ。より進行がわかりやすく、ファストトラベルなどのひと手間も省かれる変更となるだろう。また、デイリー依頼の連続追跡や、デートイベントでのエンディング解放から直接分岐ポイントにジャンプできる機能なども、Ver.3.8で実装される見込み。


続いて、Ver.4.0では「階層別マップ表示機能」が追加されるという。これは文字通り、地下エリアなどの探索の際に階層ごとにマップを表示できる機能。これにより、深く入り組んだ地形などもナビゲーションしやすくなることだろう。なお、この変更を受けてTwitterでは「地下マップ」がトレンド入り。プレイヤーらには概ね好意的に受け止められている様子が見られる。「さらなる地下マップの実装」を予見する者も多いようだ。新たな国がどのような構造となるかにも期待が寄せられる。また、地下に限らず入り組んだ地形でも便利に活用される可能性はありそうだ。


なお、今回のQ&Aでは、イベントコンテンツの常設化についても語られている。そちらによれば、開発元はイベントコンテンツのデザイン当初から常設化の可能性を視野に入れているとのこと。ただし、完成度の問題で常設化を見送る場合もあるそうだ。ただ方針としては常設化に前向きな姿勢であり、プレイヤーフィードバックを参考にイベントコンテンツの更新と常設化を進めていくという。ほか、さらなる詳細についてはQ&Aページを参照してほしい。

原神』は、PlayStation 4/PlayStation 5/PC/iOS/Android向けに配信中だ。