カエルあつめゲーム『Kamaeru: A Frog Refuge』発表。色とりどりのカエルたちを保護して、カメラで記録するケロケロ戯画

 

パブリッシャーのArmor Games Studiosは6月11日、『Kamaeru: A Frog Refuge』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Kamaeru: A Frog Refuge』は農業シミュレーションゲームだ。本作では主に、カエルの保護活動をおこなう。プレイヤーは湿地帯の環境を整えて、いろんな種類のカエルを呼び込むのだ。そしてゲーム内のカメラで写真を撮って、すべてのカエルを図鑑に記録していこう。

本作の舞台となる湿地帯は、十分な水も無く荒れた状態にあるようだ。カエルのために池を掘って、水が行き交うようにしてあげよう。また自然保護として、植物を植えることもカエルのためになる。色々と手入れをおこなって、荒れた湿地帯を復活させよう。


また湿地帯に植えた植物は、加工することで商品として売ることができる。料理や籠などをクラフトし、カエル保護活動のための資金を得るのだ。この資金を使うことで、湿地帯を飾り付けるための家具などを購入することができる。井戸やすべり台などを配置していくと、新たな種類のカエルがやってくることもあるようだ。これらの設置物は自由に色を変えることが可能。自分好みの湿地帯作りも、本作の魅力の一つとなるだろう。

本作にはカエルが1000種類以上も登場するという。本作のカエルには数種類の模様パターンが存在。その配色ごとに、異なる種類として分類されているようだ。そしてプレイヤーはこの配色を決定するミニゲームをおこなうことで、新たな種類のカエルを開放することができる。滅多に現れない配色のカエルも、すべて図鑑に記録していくのだ。また、温かみのある手描き調のグラフィックも本作の特徴となるだろう。

本作を手がけるのは、フランスに拠点を置くHumble Reedsだ。同スタジオは公式Twitterアカウントに開発記録だけでなく、おそらく本作とはあまり関係なく可愛らしいカエルの絵をいくつも投稿。そもそもカエル愛が強い開発元と見られる。カエルと農業シムを組み合わせるユニークな視点も、このカエルへの愛情に由来するものなのだろう。

『Kamaeru: A Frog Refuge』はPC(Steam)向けに発売予定だ。