『ポケモンGO』で「ピカチュウのみ」を1万匹以上捕まえてきたトレーナー、突如その挑戦が終わる。捕獲後別のポケモンになったため

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『ポケモンGO』にて、とあるトレーナーの挑戦が突如潰えたようだ。Twitterユーザーのアルチ氏が報告している。同氏は1万匹以上のピカチュウを捕まえていたが、とあることをきっかけにその挑戦が終わってしまったようだ。

アルチ氏はピカチュウをこよなく愛するトレーナーだ。『ポケモンGO』を楽しむだけでなく、同作にて「ピカチュウのみを捕獲する」挑戦を続けている。ピカチュウをおピカと呼び、ピカチュウのみを捕獲する、かわいらしくも狂気じみたチャレンジをしている。この挑戦は2017年9月からかなり長きにわたって続けられているようで、2020年5月には3000匹捕獲を報告。2020年7月には6000匹を捕まえ、さらには2021年12月には「1万匹目ゲット」を報告していた。


その後も着々と数字を伸ばしていたが、今月に入りある悲劇がアルチ氏を襲った。というのも、“捕まえたピカチュウ”がほかのポケモンに変身したというのだ。結論からいえば、アルチ氏が捕まえたピカチュウの正体はゾロアだったのである。


『ポケモンGO』においては、最近になりゾロアとゾロアークが正式に実装された。ゾロアは、わるぎつねポケモン。『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』にて初登場した。最大の特徴はとくせいのイリュージョンだ。『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』のゾロアやゾロアークはこのとくせいにより、自分の手持ちの一番後ろのポケモンに変身して登場。相手の攻撃技を受けると変身が解ける。化けることが特徴のポケモンなのである。このゾロアの性質が今回の悲劇を生んだ。
【UPDATE 2022/10/31 12:25】
ゾロアのとくせいの説明を修正

アルチ氏は10月29日に、ピカチュウを捕獲。しかしその正体はゾロアだったようだ。同氏は「私は2017年9月17日からピカチュウのみを捕まえる縛りでポケモンGOを始めましたが予期せぬことで突然トレーナー人生を終えることになりました」と静かに、そして悲痛に報告した。迷い込んだゾロアにより、同氏の保有ポケモンに占める“ピカチュウ率”は100%から、99.99092%になってしまったようだ。


『ポケモンGO』のゾロアは、相棒ポケモンに化けてフィールドに登場する仕様だ。たとえば、フシギダネが相棒ポケモンならフシギダネとして登場。捕まえた後に、変身が解けてゾロアへと変化する。つまり、アルチ氏は何気なしにフィールドにいるピカチュウを捕まえたつもりが、ゾロアを捕まえてしまったというわけだ。

アルチ氏は、積年の活動が潰えたショックを吐露。「(同氏にとって)いたずらが過ぎました」「私にとってはもっとも信頼するものが暗殺者だったようなものです」とコメント。落胆のほどを伝えている。このアルチ氏の落胆には、厳しい指摘も寄せられた。「ハロウィン期間はピカチュウもハロウィン仕様なので、(そのことを知らず普通のピカチュウを疑問なく捕まえたという点で)愛はその程度」「ゾロアの実装は公式で明言されていたので情報収集不足」といったアルチ氏の知識不足を批判するものだ。また同氏はほかのTwitterユーザーのコメントにより今回の現象を不具合だと誤解し、Nianticへの不満をこぼしており、この点についても疑問が寄せられていたようだ。


しかしながら、アルチ氏はこうした言動を反省。ゾロアの捕獲は情報収集を怠った自分の過失であるとし、心機一転して第二のトレーナー人生を歩んでいくとコメントした。アルチ氏は『ポケモンGO』に限らずさまざまな位置情報ゲームをプレイしている。広く遊んでいるがゆえに、ゾロアの実装などの情報収集が追いつかなかった面もあるだろう。落胆から立ち直り、新たな挑戦を始めようとしている同氏の姿勢には、称賛の声が数多く寄せられている。


ピカチュウのみを捕まえるという愛と狂気のチャレンジは、ゾロアの実装によってあえなく終了となった。しかしながら、そうした落胆や批判を受け止めて立ち直ろうとするアルチ氏の志の強さは特筆すべきものがある。同氏によるピカチュウ捕獲再挑戦を見守りたい。『ポケモンGO』はiOS/Android向けに配信中。同作では現在ハロウィンイベントが実施中だ。



※ The English version of this article is available here

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国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)