『ポケモンGO』に初登場した「スナヘビ」が全然いないと悲鳴上がる。最初はいたのに、しれっと“激レアポケモン化”疑惑浮上

『Pokémon GO』にて現在、「スナヘビ」に一風変わった注目が集まっている。

Nianticが手がけiOS/Androidで配信中の『Pokémon GO』にて現在、「スナヘビ」に一風変わった注目が集まっている。スナヘビは4月14日に初実装されたものの、一部ユーザー間では4月16日を境に出現条件が変化した可能性が報告されており、日本を含め入手困難になった地域もあるようだ。

スナヘビは、2019年発売の『ポケットモンスター ソード・シールド』にて初登場したすなへびポケモンだ。『Pokémon GO』には長らく登場しておらず、初登場したのは今年の4月14日から。原作では特に珍しい存在ではなかったスナヘビだが、『Pokémon GO』ではその希少さから一躍話題となっている。

というのもスナヘビは、日本時間4月14日10時から4月20日20時までおこなわれるイベント「サステナビリティウィーク」にて進化系であるサダイジャと共に初登場。イベント開始直後は日本国内のユーザーからもスナヘビを捕獲した声が聞かれたものの、16日以降出現条件が変更されたとみられており、筆者で確認する限り17日の本稿執筆時点までで新たにスナヘビを捕獲したという日本ユーザーの報告は途絶えているようだ。これは日本国内だけの現象ではなく、海外でも出現しなくなった地域があるという。

このスナヘビの出現場所について、Redditでは海外ユーザーによる検証がおこなわれてきた。スナヘビは「砂地のようなエリアで出現する」と告知されていたため、「砂地」を判定するために何らかの公的な地形データを参照しているのではないかと予想されることに。出現報告とさまざまな統計等を照らし合わせたところ、USGS(United States Geological Survey、アメリカ地質調査所)が公開している生態系研究のためのデジタルマップ「World Terrestrial Ecosystems Explorer」が定義する地表条件が用いられている可能性があると推察されている。

そして検証によると、16日までのスナヘビの出現場所は「World Terrestrial Ecosystems Explorer」で地表の状態を表す「Landcover(土地被覆)」が「Sparsely(植物がまばら)」または「Non-vegetated(植物の発育がない)」である場所に出現していたという。一方で16日からは出現しなくなった地域があり、この条件に加えて「Climate Region(気候区分)」が「Dry(乾燥)」であることも条件に加わっているのではないかと推理されている。なお、同じようにサステナビリティウィークで登場し「森や草地のエリアで出現する」と告知されていたノノクラゲの出現場所は、「World Terrestrial Ecosystems Explorer」で「Landcover」が「Grassland(草原)」、「Shrubland(灌木地)」、「Forest(森林)」である場所と一致しているとみられる。このことも、「World Terrestrial Ecosystems Explorer」がデータの参照元である信憑性を高めているようだ。

一方で、仮にこの説が正しければ、日本のプレイヤーにとってはスナヘビの捕獲は非常に困難なことになる。なぜなら、「World Terrestrial Ecosystems Explorer」の地図上では日本は全域に渡って気候区分が「Moist(湿潤)」であるため、「Dry」も必須条件になったと考えられる16日以降は国内で出現しない可能性が高いのだ。日本に限らず、同地図上で条件を満たす地域のない国もある。特に東南アジアには条件に一致する場所がまったくないとRedditフォーラムで指摘されている状況だ。中にはイベントの途中でスナヘビの出現場所が変更された可能性がある点への不満も上がっている。それぞれ公式が示したデータではないことには留意したいものの、スナヘビは当初よりも入手困難になった可能性はありそうだ。本稿執筆時点では国内ユーザーからまったく見つからないといった悲鳴も寄せられている。今後国内ユーザーから出現報告が上がるかどうかにも関心が寄せられる。

Pokémon GO』はiOS/Android向けに配信中だ。

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Hiroyuki Furukawa
Hiroyuki Furukawa

好きなゲームがマイナーと言われると喜ぶ天邪鬼なゲーマー。アーケードゲームも嗜み、ゲームセンターにもひっそりと出没する。

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