ダンロップがFPS/TPS向け「ゲーミング アームサポーター」を発売へ。ゲーミングマッスルがマウスの操作性高める

 

ダンロップは10月3日、eスポーツ市場に新規参入するとし、第1弾製品として「ダンロップ ゲーミング マッスル アームサポーター」を発表した。10月26日発売予定で、価格は4400円(税込)。

同社は、タイヤ製品やスポーツ用品などを手がけるメーカーで、そのスポーツ事業の新規事業としてeスポーツ市場に参入する。同社は、“ゲーマーの第二の筋肉”になると位置づけたブランド「GAMING MUSCLE」を立ち上げ、eスポーツプレーヤーを専門的な知識と技術で支えるという。

今回発表された「ダンロップ ゲーミング マッスル アームサポーター」は、右腕に着用して使用するアームサポーター。特にFPS・TPSなどシューティング系ゲームに特化し、プレイパフォーマンスを向上させる効果があるとのこと。二の腕近くから掌底部分までを覆うスタイルとなっており、低摩擦素材の採用により、前腕部とマウスパッドの接触面の摩擦抵抗を軽減。これによりマウスの操作性が高まるという。

また、マウスパッドとの摩擦による皮膚のこすれや外傷を防ぐほか、腕全体を適度に圧迫することで、筋肉の無駄な動きや振動を抑える。これによってもパフォーマンス向上をサポートできるとしている。さらに、吸汗速乾素材を採用していることから、長時間のプレイも快適とのこと。


前腕から手首、掌底までを広く一体で覆うラッパ形状は、eスポーツプレイヤーの動作分析をおこなってデザインされたもので、特許出願中だそうだ。また、掌底部のズレ落ち防止のため、マウス操作に干渉しない小指に引っ掛ける、非常にソフトなフックを搭載(こちらも特許出願中)。さらに、ゴルフグローブの手のひら部に滑り止めとして使用しているナノ繊維素材を上腕部裏面に搭載し、こちらでもズレ落ちを防ぐとしている。

発表にてダンロップは、既存事業の長年の商品開発において、タイヤと路面の接地やゴルフボールとゴルフクラブのインパクトなど「物と物が接触する現象を分析・科学」してきたとコメント。今回のアームサポーターにおいても、プレイ中の前腕部とマウスパッドとの接触や摩擦に着目した商品開発をおこなっているという。そして前腕だけでなく、掌底もまたマウスパッドに接触していることに着目し、上述したデザインを採用したそうだ。

「ダンロップ ゲーミング マッスル アームサポーター」は、Amazonにて10月26日発売予定。S-Mサイズ(上腕周り23~27cm)とM-Lサイズ(同27~31cm)の2サイズ展開となり、カラーはブラックのみ。なお、右腕専用となる。製品の詳細は公式サイトを確認してほしい。



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