Epic GamesとAutodeskが提携発表。RevitユーザーはTwinmotionを無料で使えるように

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Epic Gamesは、Autodeskとの新たな戦略的コラボレーションを発表した。ツール間の垣根を取り払うことで、技術的な障害を取り除き、ユーザーがより緊密なワークフローを構築できるようにするのが狙いだ。このコラボレーションの一環として、Revitの次回リリースより、RevitユーザーがTwinmotion for Revitを無償で使えるようになる。

Autodeskは、3Dモデリングソフト等を提供している会社で、Revitは、主に建築や都市計画の製図に使用されている3DCGソフト。一方のEpic Gamesは、ゲームやゲームエンジン技術を開発している会社であり、Twinmotion は、3Dモデルにリアルタイムでレンダリングできるビジュアライゼーションソフトである。もともと両ソフトはワンクリックで直接同期できていたが、当然それぞれ別途に購入する必要があった(Twinmotion」の永続商用ライセンス料は日本円に換算しておよそ72000円)。ちなみにRevitユーザーが無償で使用できるようになるソフトはTwinmotion for Revitと表現されている。Twinmotionの完全版と一部機能が異なる可能性はある。


この度の提携の意義についてAutodesk AEC デザイン部門のエグゼクティブ・ヴァイス・プレジデントであるAmy Bunszel氏は「没入型環境では、圧倒的なリアリズムで伝えることができ、より良い意思決定と成果を得ることができる」と述べている。企業内や企業間取引でのプレゼンテーションを意識した発言だろう。またEpic Games のヴァイス・プレジデントであるMarc Petit氏は「クリエイターは、複雑なデータや技術的ワークフローに煩わされることが少なくなり、デザインに多くの時間を費やすことができる」と話す。


AutodeskとEpic Gamesの提携はこれが初めてではない。古くは2008年にAutodeskがEpic GamesのIntegrated Partners Programに参加したことで、Autodeskの3DデザインソフトウェアとEpic GamesのUnreal Engineとを統合できるようになった。2021年には、共同で新たなプラグインUnreal Live Link for Mayaを提供、メディアやエンターテイメント(M&E)のクリエイターがUnreal Engine 4内でMayaのコンテンツをリアルタイムでプレビューできるようにした。

この度の発表はあくまで建設・建築業界向けのソリューション提供を目的としている印象を受ける。しかし、両社は、あらゆる産業において3Dモデリング分野の可能性を追求していくようである。将来的には、M&Eや製造業の顧客向けエクスペリエンスも共同開発したいとしている。ゲーム分野への応用にも期待がかかる。さまざまな業界・分野にインパクトを与えるであろうこの取り組みの詳細は、Epic Gamesのサイトから確認できる。

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