スクエニのカードRPG『Voice of Cards ドラゴンの島』に待望の高速化が実装。テンポ改善要望を受けて、ゲームマスターが「全力カード捌き」

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スクウェア・エニックスは12月21日、『Voice of Cards ドラゴンの島』にて、ゲーム速度を「高速」に変更できる機能を、アップデートで追加した。ユーザーの要望が多かった機能が、ついに実装されたかたちだ。 
 

 
『Voice of Cards ドラゴンの島』は、ヨコオタロウ氏がクリエイティブディレクターを務める、TRPGモチーフのRPGである。かつて王国を脅かしたドラゴンの復活に際し、女王の布令を受けた冒険者たちの旅路が描かれる。本作では声優の安元洋貴氏が担当するゲームマスターの声によって作中の状況が描写されながら、ストーリーが進行していく。フィールドや街、ダンジョンなどすべてをカードで表現し、プレイヤーもコマで再現。戦闘は、ボード上でおこなわれるターン制バトルとして展開する。振ったダイスの数字により、ダメージ追加や状態異常を付与するスキルを発動。敵がスキルを使用する場合は、ゲームマスターがダイスを振るなど、TRPG風の演出が採用されている。 

随所に見られるアナログゲーム風の演出が本作の見どころである一方、ユーザーの体験を損ねている側面も指摘されていた。9月の体験版直後より、SNS上などではテンポが悪い、動作がもっさりしているといった声が散見されてきた。10月4日に放送された「『Voice of Cards ドラゴンの島』TGS2021生放送」内では、ゲームマスターがカードをめくる速度を考慮しているといった趣旨の発言や、「世知辛い世の中なのでゆっくりゲームを遊んでもらおうという意味も込めて、一番良いだろうというスピード感でやっている」との説明があり、あくまで意図通りのスローなテンポであることが伝えられていた。しかし、ユーザーからの数多い声を受けてか、10月にはゲームテンポについて対応を表明。スピードをあげてプレイできるオプションを実装すると伝えていた。 
 

 
今回の発表では、予告されていた機能の実装が告知された。オプションからゲーム設定を開き、ゲーム速度で「高速」を選択。すると、ゲームマスターが“全力のカード捌き”をおこないゲーム速度が上昇する。ただし本機能には一部適用されない箇所があるとのこと。また「高速」にすると、ゲームマスターの身体に甚大な負荷がかかるため、ゲーム動作が不安定になる場合があるそうだ。その際はゲーム速度を「通常」に戻すことが推奨されている。 また、ゲームを終了した時も、ゲーム速度は「通常」に戻るという。ちなみに、フィールドでボタンやキーを長押しすることでも、設定の切り替えが可能だ。 

Steam版の『Voice of Cards ドラゴンの島』は本稿執筆時点で、500件以上のストアレビューから「非常に好評」との評価を獲得。ストレートなJRPGに、TRPG的な演出を取り入れたデザインが一定数の高評価を集めているようだ。ゲームテンポについては賛否両論集めていたものの、今回のアップデートで高速化が可能となっただけに、今後さらに評価を高めていく可能性はありそうだ。 

『Voice of Cards ドラゴンの島』は、PC(Steam)/PlayStation 4/Nintendo Switch向けに発売中。各ストアでは年末年始にかけて、20%オフのセールも実施中だ。 

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