「ポパイ」のゲームがNintendo Switch向けに配信開始。ホウレン草の缶詰を食べながらアイテムを集める、どこか懐かしいシンプルな作品

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デベロッパーのSabecは11月4日、『Popeye』をNintendo Switch向けに配信した。価格は1499円(税込)。本作は、アメリカの人気漫画・アニメ「ポパイ」をテーマにしたアクションゲームだ。正式にライセンスを取得して開発されたとのこと。


『Popeye』は、ポパイの恋人オリーブが高所から投げ落とすアイテムを集めていくという、シンプルなルールを採用するアクションゲームである。海辺の港町と、海上の帆船という2種類のステージが用意され、主人公のポパイを操作し、港町ではハートを、船上ではアルファベットを集めていく。そして指定数のハートを獲得したり、アルファベットで文章を完成させるとクリア。ステージの昼夜や天候を変えながら、これを繰り返してハイスコアを目指すのだ。

ステージ内には、ポパイのライバルである髭面の大男ブルートや、ハゲタカのバーナード、魔女のシーハッグといった敵が登場。ブルートはポパイを追いかけ回し、接近すると殴ってくるほか、瓶を投げてくることも。バーナードは空を飛びながらポパイを攻撃。そして神出鬼没のシーハッグは、触れるとダメージを受ける骸骨を降らせ、武器を投げてくることもある。計3回ダメージを受けるとゲームオーバーとなるため、彼らの存在には常に注意を払わなければならない。

ポパイは、通常の状態ではこうした敵に対し無力である。しかし、おなじみホウレン草の缶詰を食べることで、一定時間だけパワーアップ。敵を殴り飛ばして、一定時間だけゲーム内から排除できる。また、移動スピードも少し上昇する。ステージを進むごとに、クリア条件となるアイテム数が増え、また敵の攻撃もアグレッシブになっていく。本作では、アイテム獲得だけでなく敵を倒した場合にもスコアが入るため、ハイスコアを狙うにはホウレン草の缶詰を探し、積極的に敵を倒すことも求められそうだ。


ところで、「ポパイ」は日本でも人気の作品だが、ゲーム化された例は、特に家庭用では意外に少ない様子。1980〜90年代には、日本で開発された作品を含め複数リリースされた。そして、レビュー集積サイトMetacriticによると、2005年に海外ゲームボーイアドバンス向けに発売された『Popeye: Rush for Spinach』が、家庭用としては最後の作品となっていたようだ。

実は、敵の攻撃を避けながらオリーブが投げるアイテムを集めていくという本作のゲームプレイは、1980年代にファミコンなど向けに発売された『ポパイ』のオマージュとなっている。当時はもちろん2Dゲームだったが、本作では3Dグラフィックにて再現したということのようだ。かなりシンプルなゲーム性であるため本作は万人向けとはいえないかもしれないが、16年ぶりの「ポパイ」ゲームと考えると興味深いリリースである。

*任天堂から発売されたファミコン版『ポパイ』

『Popeye』は、Nintendo Switch向けに配信中。ゲーム内は日本語表示には対応していないが、シンプルな操作とルールであるため大きな支障はないだろう。

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