『Dead Cells』次期大型アプデのアルファテストがSteam版にて開始。トレーニングルームやバフ効果など、初心者にやさしい機能を追加

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デベロッパーのMotion Twin/Evil Empireは8月5日、ローグヴァニア・アクションゲーム『Dead Cells』の次期大型アップデートについて、Steam版にてアルファテストを開始した。このアップデートは「Practice makes Perfect」と名付けられており、主に初心者プレイヤーが本作を学ぶための機能を導入する。武器の追加やバランス調整などはおこなわないとのこと。
 

 
「Practice makes Perfect」アップデートでは、ゲーム開始地点のエリアに新たな扉が追加。その中は「トレーニングルーム」となっており、装備と変異を選択し、それまでのプレイにて出会った敵やボスと戦うことができる。トレーニングルーム内の道場と呼ばれるエリアでは、プレイするステージ環境を選んだのち、そのステージ内に配置する敵キャラクターをひとりひとり自由に選択可能。苦手な敵や、同時に登場する組み合わせなどを設定して、バトルの練習をおこなえるわけだ。

一方、ボスにはそれぞれ個別の部屋が用意されている。戦いたいボスの部屋に入れば、そのボスのステージにてバトルが開始する。なお道場での戦いもボス戦も、死んでもペナルティはなく、トレーニングルームのエントランスに戻るだけである。本番プレイにてさらに先のステージやボスに到達できたものの、新たな敵にどうにも苦戦するという場合には、トレーニングルームに籠ってみるのも良いかもしれない。
 

 
ゲーム開始地点のエリアには、少し隠れた場所に新たなNPCも登場。彼に話しかけると、「Aspect」と呼ばれるものを選択できる。Aspectは、プレイヤーキャラクターにバフ効果を与えるシステムで、現時点で合わせて13種類の効果を用意。たとえば、特定の属性の攻撃力が大幅アップしたり、通常はダメージを受ける毒にて徐々に体力が回復したり、あるいはグレネードを投げて敵を倒せばクールダウンがリセットされたりといったものがある。効果は、今後も追加されていく可能性があるそうだ。

いずれの効果も強力な内容となっており、まだ見ぬステージに進むと同時に、本作の世界をより深く知ることにつながるシステムだ。トレーニングルームで戦う、敵キャラクターのアンロックにも有用だろう。ただし、Aspectを有効にした場合は、クリア時に次の難易度がアンロックされなくなり、また一部実績も解除できないとのこと。
 

 
マップ画面では、現在いるステージに加え、ワールドマップも表示可能となった。ワールドマップには本作の各ステージが表示され、過去に訪れたことのあるステージはその名前が開示。本作は、ステージ進行にいくつもの分岐が用意されているが、プレイし始めたばかりのプレイヤーにはルートが分かりにくいかもしれない。ワールドマップを見れば、次にどのステージが待っているのかや、それまでに辿ったルートを一目で確認できて便利である。

このほか、基本攻撃力を強化できるスクロールの取得時には、それぞれの現在の強化度が表示されるように。扉の中のミニエリア内で、入口に戻るワープを使用した場合は、直接扉の外に出るように変更された。また、特定難易度でボス・王の手を倒したあと、ホムンクルス(頭部切り離し)状態でステージを離れる必要があることを伝えるメッセージが表示されるようになった。より分かりやすい仕組みを導入している。
 

*PC版には6月に配信済みの「What’s the Damage?」アップデートは、現在コンソール版向けの審査中。1〜2週間後には配信されるという。

 
『Dead Cells』の次期大型アップデート「Practice makes Perfect」のアルファテストは、Steam版にて実施中。正式リリース日は未定である。アルファテストに参加する場合は、本作のプロパティからベータタブを選択。そして「Alpha – Not for the faint hearted」のデータをダウンロードすればプレイ可能だ。念のため、セーブデータのバックアップは取っておいた方が良いだろう。

このアップデートには、ステージの天上城や不死の断崖に、本作の今後の展開につながる物語上のヒントも追加されているとのことで、本作の拡張はまだまだ続く模様だ。アップデートの詳細はパッチノートを確認してほしい。

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